2歳になったらできること。言葉・運動・生活面など発達段階の目安を紹介

2歳になるとどんどんできることが増えてきます。その半面、他の子と比べて「なんでうちの子はできないの」と悩むママもいるでしょう。2歳児の<生活><言葉><運動>別に発達段階の目安と個人差について、先輩ママの体験談を交えて紹介します。参考にしてください。

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Contents
目次
  1. 2歳児の発達段階はどれくらい?
  2. 2歳になったら《生活面》でできること
  3. 2歳になったら《言語面》でできること
  4. 2歳になったら《運動面》でできること
  5. 2歳はイヤイヤ期?育児に対する悩みは?
  6. 2歳児のころから親がやっておくべきこと
  7. できなくても大丈夫!焦らないで
トイレトレーニングはいつから?開始時期の目安は?やり方・進め方のコツを伝授!

好き嫌いの子も増えてくる

お腹が空いていたらなんでも食べてくれた1歳ごろと違って、2歳は好き嫌いをする子が増えるのが特徴です。食事でも「イヤ」といって好きなものをちょっとしか食べてくれないなど、栄養面が心配になったり、今後も好き嫌いが続くのではと悩むママもたくさんいます。

YOTSUBA専属ライター

30代

2歳を過ぎてから偏食が加速しました。1歳まではあんなに食べていたのに、全く食べてくれない日も。栄養が心配だから、なんとかして食べてほしくてあれこれ試して食べさせようとするけど全然口を開けてくれなくて困り果てています。このまま好き嫌いが多い子になったらどうしよう。

2歳の偏食は味覚が成長してきた証です。なんとなく「イヤ」と言っているだけのこともあるので、この食材は嫌いなんだと決めつけてしまうのはまだ早いでしょう。あまり敏感に反応せず、色んな食材を色んな調理法で食べさせることで、食べられる食べ物が増えていくので心配しすぎないで大丈夫です。

(2歳児の食事の悩みについては以下の記事も参考にしてみてください)

2歳児がご飯を食べない理由は?自分でモリモリ食べるようになる秘技を伝授!

子ども同士のケンカが増える

2歳ごろはおもちゃの取り合いなど、子ども同士のケンカが増えるのが特徴です。叩(たた)いてしまったり噛(か)みついてしまうなどのトラブルが増えて、やってしまった側の親もやられてしまった側の親も悩んでしまいます。

女性

30代

2歳の息子が友達をたたいたり蹴ったり噛みついたりするので心が痛いです。友達と遊ぶときは仲よく遊ぶことを繰り返し教えて学んでいくしかないと思っていますが試練の時です。

2歳ごろは自我が強くなって「自分のもの」という気持ちが強くなる時期です。しかし、まだ我慢ができず、言葉で上手に伝えることもできないのでケンカにつながってしまいます。もう少し理解する能力がついて言葉でうまく伝えられるようになれば収まってきます。それまでは、親が気持ちや言葉を代弁してフォローしてあげましょう。

2歳児のころから親がやっておくべきこと

2歳児では《生活面》《言語面》《運動面》でさまざまなことができるようになります。2歳児の発達を促してあげるために、親がやっておくべきことを紹介します。

《生活面》身の回りのことを自分でやらせてみましょう。

身の回りのことを自分でやらせてみましょう。自分でやりたいという気持ちも芽生え、手先も器用になってきます。着脱しやすい衣類、靴を選んで、自分で服を着たり、靴を履いたりすることができるように促してあげましょう。

《生活面》トイレトレーニングを始めよう

トイレトレーニングを開始するのにいい時期です。「自分でやりたい」という気持ちを上手に利用して「できた」という経験を積み重ねていくことが成功のポイントです。ママや兄弟、友達がトイレをするところを見せるのもいいですね。無理強いはせず、焦らないで子どものペースで進めていきましょう。

《言語面》語り掛けをしよう

子どもにたくさん語り掛けをして言語能力を伸ばしてあげましょう。言葉が増える時期ですが、まだまだ言いたいことがうまく言えない時期です。子どもの気持ちを代弁してあげることで子どもの言語理解が進み、マネをしてどんどん言葉が増えていきます。たくさん話しかけて、言葉でのコミュニケーションの楽しさを教えてあげましょう。

《言語面》挨拶の練習をしよう