2歳児のしつけ。叱り方のコツや注意点!怒鳴ったり叩くのは逆効果?体験談も
2歳児はできることが増えてきて、第一次反抗期の「イヤイヤ」が始まる時期です。2歳児の発達状況、食事、しつけの必要性、しつけのポイントなどを紹介します。また、叱り方のコツや、しつけの注意点、気になる先輩ママの【体験談】も参考にしてください。
2歳児の発達状況は?イヤイヤ期?
2歳児は赤ちゃんから子供にステップアップする時期です。男の子と女の子もできることが増えてくる半面、できないことに怒ったり、好き嫌いが強くなる「イヤイヤ期」が始まる時期でもあります。2歳の子供のさまざまな発達状況について紹介します。
2歳児は赤ちゃん卒業時期
2歳になると乳歯がすべてはえそろい、子どもらしい顔つきになります。赤ちゃんを卒業する時期です。男の子と女の子の区別がつきやすくなるのもこの頃です。男の子らしい遊びや女の子らしい遊びをし始める時期でもあるので、子どもの成長を日々感じることが多い時期でもあります。
食事もだいぶ大人と同じものを食べられるようになりますが、まだ胃や消化器官は発達途中なので、薄味の食事をあげるように心がけましょう。ただ、イヤイヤ期にもなり、食事の好き嫌いが激しくなる時期です。特に、食事は毎日のことなので頑張りすぎるとストレスが溜まりますよね。無理のない範囲で肉・野菜・魚などいろいろなものを食事に取り入れてみましょう。
また、子どもが2歳になったころからトイレトレーニングを始める家庭が多いです。オムツの卒業によってまたひとつステップアップする時期ともいえます。ただ、トイレトレーニングは大変な育児のひとつでもあります。子どもが失敗してしまっても怒らずに、根気よく付き合ってあげることが大切です。
できることは増えても目は離せない時期
2歳の子どもは、歩くだけではなく走ったり飛び跳ねたりといったことまでできるようになります。ただ、体のバランスは安定していないため、まだ目が離せない時期でもあります。子ども自身も自分でできることが増えてくると、男の子や女の子に関わらず無理をしがちです。
力加減や物事の良し悪しがわからないうちは、猛スピードで走り回ったり、他の子を叩(たた)いたりする子もいます。過保護になる必要はありませんが、危ないときはママやパパがフォローしてあげるようにしましょう。
イヤイヤ期到来
2歳の子どもは第一次反抗期というイヤイヤ期に入る時期です(※1)。「自分でいろいろとやりたいのにできない」というもどかしさから、かんしゃくを起こしたり泣き叫んだりする子が多く、食事の好き嫌いも強くなります。ママが手を焼く時期でもあります。毎日のことなので、頭ではわかっていても冷静になれないときもありますよね。
イヤイヤ期は子どもとともにママも成長する機会でもあります。最初から完璧に対応できるママはいません。子どもの主張を受け入れたり、子どもとけんかしたりしながら少しずつ乗り越えていきましょう。
また、イヤイヤ期を経験することで、子ども自身も自分の主張を言葉にできるようになってきます。これまでよりも言葉の意味をしっかり理解し、自立や甘えを上手に使いこなせるようになるでしょう。イヤイヤ期は男の子や女の子に関係なく大変な時期ですが、乗り越えたときは子どもの成長を感じられるはずですよ。
(イヤイヤ期については以下の記事も参考にしてみてください
2歳児へのしつけの必要性は?
2歳児へのしつけは、これから社会で生活するうえでの第一歩を教えるという意味があります。2歳児は赤ちゃんから子どもになる時期とはいえ、まだ大人と同じように物事を理解するには早い時期です。私たち大人にとっては当たり前のことも、当たり前だと理解できない時期なのです。
そうはいっても、これから生きていくうえで守らなくてはならないルールや、他の人との関わり方を少しずつ覚えていかなくてはなりません。子どもがダメなことと良いことの区別がつくように、ママやパパが根気よく教えてあげましょう。
ただし、子どもを叩く・大声で怒鳴って叱るといった恐怖心を与えるようなしつけは必要がありません。ここからは2歳児へのしつけのポイントや注意点を紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(イヤイヤ期の育児のコツについては以下の記事も参考にしてみてください)
2歳児へのしつけのポイントは?
2歳児へのしつけのポイントは、社会で生活していくうえで大切なことを少しずつ教えてあげることです。2歳児は男の子でも女の子でもわんぱくで、物事の良し悪しがわかりません。他の子を叩かない、食事中に遊ばないといった基本的なルールを、叱るのではなく教えてあげることが大切ですよ。
ここでは2歳児へのしつけのポイントをいくつかの項目に分けて紹介します。
生活習慣身に着ける
2歳児へのしつけのポイントとして、自分のことは自分でできるようになることを目指しましょう。2歳になると、子ども自身でできることがぐっと多くなります。子どもの成長に合わせて、ママの育児のやり方も変えていってあげましょう。
日々の生活に欠かせない食事・身支度・トイレといった生活習慣を、子どもが1人でできるようにサポートしてあげることが大切です。3歳になるまでに自分のことは自分でできるようになると、その後の自立にもつながり、それ以降の育児がぐっと楽になりますよ。
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