4歳児の『わがまま』と『甘え』の見分け方!しつけのコツを体験談も交えて紹介!

子供のわがままやしつけで悩んでいるママは多いでしょう。今回は4歳児の成長状況の特徴や、しつけの難しさ、4歳児のわがまま行動を【体験談】を交えて解説します。『わがまま』と『甘え』の違いや、しつけのコツ、NGな甘えさせ方なども紹介していきますよ。

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Contents
目次
  1. 4歳児の成長状況の特徴は?
  2. 4歳児はわがままでしつけが難しい?
  3. 4歳児のわがままな行動は?
  4. 4歳児の『わがまま』と『甘え』の見分け方
  5. 4歳児へのしつけのコツは?NGな甘えさせ方も!
  6. 4歳児のわがままは気持ちを理解して対処しよう

4歳児へのしつけのコツは?NGな甘えさせ方も!

実際にどのようにしつけをしたら子供には良いのでしょうか。自分でやってみたいという自立心を育てて、自分の気持ちを少しでも伝えてくれるようになってほしいですね。言葉や行動の成長を促すためにどのようにしつけをしていったら良いのか、体験談をもとにみてみましょう。

(4歳児のしつけのコツについては以下の記事も参考にしてみてください)

子供のしつけはいつから必要?親が怒る・叱るコツや、NG行為など注意点も!

落ち着くまで様子を見る

3児のママ

(30代)

癇癪をおこしてひどい時にはひっくり返って泣きわめき話も聞けない子供でしたが、気のすむまで泣かせてみました。本人もすっきりしたのか、落ち着いてから少しずつ話を聞いてくれるようになりました。外ではなかなか難しいですが…

外出時はまわりの迷惑を考えてしまってなかなかできない方法ですが、家の中でだけでも効果があります。子供自身が自分の気持ちを落ち着ける方法や、落ち着くことによってママやパパが話を聞いてくれることをわかってくるからです。

答えが出るように問いかける

女性

(30代)

男の子でやんちゃ盛りの頃、危ない遊びをしていたので一度ストップさせてから「転んじゃったらどうなるかな?」とひとつずつ連想させてみました。最初の頃は聞く耳ももたずひどい時は癇癪をおこすほどでしたが、徐々にお話しができるようにりました。

自立心や自分で考えるという成長を促す良い方法ですね。最初はママも子供も話や気持ちが通じなくて大変ですが、根気強く続けることが大切です。

話を聞いてみる

女の子ママ

(30代)

私の化粧品を使っているところを目撃しました。女の子ですし興味があったのだろうと思い「ママのだよ?使いたかったの?」と聞くと一生懸命お話ししてくれました。その後「これはママのだから○○ちゃんは使わないでね?」と諭すと納得してくれたようです。

ママの化粧品をこっそり使っているところを目撃すると、頭ごなしにダメと言ってしまいそうになりますが、まずは子供の話を聞いてみるというのも大切です。自分の気持ちを伝えたことで満足し、同じことを繰り返しても自分で気づくようになっていきます。

ゴールを決める

2児のママ

(30代)

おもちゃの片づけなどをしたがらない子でしたが「お片付けできたら絵本読もうか!」と大好きな絵本を見せると大急ぎで片づけるようになりました。片づけが終わると「すごいね!全部片づけれたね!」とたくさん褒めるようにしています。

「ここまで○○をしよう」「終わったら○○しよう」といったように、ゴールやその先の楽しみを作るというのは子供自身も嫌な気持ちにならずスムーズに行動に移せます。毎回物で気を引くというではなく、ゴールまでたどり着いたらしっかり褒めることで、心の成長を促すのがポイントです。

何でもやってあげない

大人の都合で早くしてほしいから子供の着替えは全部してしまったり、子供が自分でやろうとしているときや「やって」という言葉をすべて聞き入れてしまうのは単なる甘やかしになってしまいます。「やって、できない」という言葉に対してもパパママが主体になるのではなく「一緒にやってみよう」とサポートに回ることで自立心が育つきっかけになりますね。

何でも欲しいままに与えない

何でもやってあげるということと似ていますが、お菓子やおもちゃを買い与えると静かになるからと子供の好きなものを何でも買い与えるのは甘やかしになってしまいます。パパやママが節度を持った対応をしていても、おじいちゃんおばあちゃんが「かわいそうだから」と横から買い与えてしまうのも良くないでしょう。