伸びすぎた多肉植物をオシャレに仕立て直し！寄せ植えなどリユースも

「葉挿し」という方法の殖やし方であることから、葉を土に挿して管理するのだと思ってしまいがちですが、実際には土の上に葉を置いておくだけで自然に芽や根っこが出てきます。葉の根元から芽や根っこが出てきますから、その部分が土に埋まっていると、新しい根が土の上に出てこれず腐ってしまうことがあるので注意しましょう。

多肉植物を大きく育てる上で、【仕立て直し】は欠かせない作業です。伸びすぎたらカットして仕立て直しする、カットした茎を【挿し木】したり、落ちたり取れてしまった葉っぱを【葉挿し】して育てる、を繰り返すと、どんどん多肉植物の数が増えていきます。

色んな種類のエケベリアがかわいらしいこちらの寄せ植えも、伸びすぎ増えすぎを仕立て直して、新しい寄せ植えに生まれ変わったものだそう。ほとんどの多肉植物の成長期である「春」と「秋」には、どんどん大きく育てるために、株のリフレッシュも兼ねて【仕立て直し】をしてあげましょう。

「【多肉植物】ってなに？」の項でもご紹介したとおり、多肉植物はとても種類が多く、その数は数千種とも数万種とも言われています。初心者の方が多肉植物を育てたいと思っても、どの品種なら手がかからず育てやすいのか、丈夫なのはどの品種なのか、サッパリ分かりませんよね。

そんな人向けに、「【初心者向け】簡単に育てられる品種」を3種類ピックアップし、特徴などを詳しくご紹介していきます。

（初心者の方向けの多肉植物の育て方は以下の記事も参考にしてみてください）

白っぽい葉が特徴的な白牡丹（はくぼたん）。名前の通り、牡丹のような姿の美しい多肉植物です。葉挿しが簡単なのが初心者さんには嬉しいポイント。気温マイナス1～2℃まで耐えることができ、もし霜に当たってしまっても枯れることはありません。寄せ植えにもよく使われる品種なので、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか？

いろいろな種類のエケベリアが紹介されています。エケベリアを大きく育てるとどんなふうになるのか、見てみたい方はぜひご覧ください。

大きく育てることが出来るエケベリア。大型のエケベリアも育て方は難しくないようです。【挿し木】や【葉挿し】については後の項で詳しくご説明します。こちらの動画では、通常のエケベリアとは異なる方法の殖やし方を紹介しています。