妊娠超初期には吐き気の症状が必ずでる?原因と対策!体験談も!

【医師監修】妊娠超初期の頃には腰痛や頭痛など様々な症状が起こるものです。その中でも赤ちゃんを授かった方のほとんどが経験し妊娠超初期における代表的な症状なのが吐き気ではないでしょうか。今回はそんな妊娠超初期の吐き気の原因や対策、先輩ママの体験談などをご説明いたします。

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専門家監修
増田陽子
平成22年「St. Methew School of Medicine」大学医学部を卒業し、日本・米国・カリブ海の医師資格を持っています。・・・
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Contents
目次
  1. 妊娠超初期とは
  2. 妊娠超初期には吐き気の症状が必ずでる?
  3. 妊娠超初期の吐き気を感じた人の体験談
  4. 妊娠超初期に吐き気を感じなかった人の体験談
  5. 妊娠超初期の吐き気の原因は?
  6. 妊娠超初期の吐き気の対策は?
  7. 吐き気を防いだ先輩ママの体験談
  8. 元気な赤ちゃんを産むために

妊娠超初期とは

妊娠超初期は赤ちゃんがお腹の中に宿ったばかりということもあり、非常にデリケートな時期です。そして今まで健康だった人も、妊娠超初期には頭痛や腹痛、腰痛など様々な体調の変化を感じることになる時期でもあります。

そこでまずは妊娠超初期について、いつから妊娠超初期なのか、妊娠超初期の症状にはどのようなものがあるのか先輩ママたちの体験談もまじえてご紹介します。

妊娠超初期はいつから?

妊娠超初期はいつから始まるかということをご存知でしょうか?妊娠の成立自体を「妊娠(受精)した日」と勘違いしがちですが、実はそうではありません。

妊娠の成立(妊娠超初期)は、妊娠前の最後の生理の初日を基準とします。従って妊娠前最後の生理の初日が「妊娠0週0日」となるのです。なお妊娠超初期は、妊娠前最後の生理初日である妊娠0週0日から妊娠4週までの期間を指し、それ以降は妊娠初期、妊娠中期、妊娠後期と推移していきます。(※1)

妊娠超初期の症状

妊娠超初期にはさまざまな体調の変化があらわれるため戸惑うことも多いでしょう。たくさんの症状があるなか、そのほとんどがあらわれる人やほとんど症状がない人など個人差が大きいものです。(※2)

妊娠超初期の具体的な症状

具体的な症状としては下記の通りです。

●吐き気(食前・食後問わず)
●頭痛
●腰痛
●腹痛、下痢
●胸の痛み
●おりものの変化
●胃痛
●味覚や嗅覚の変化
●便秘、あるいは下痢、頻尿
●基礎体温の上昇
●少量の出血
●疲れやすい
●常に眠い

増田陽子

内科医/救急医 

妊娠の兆候は顕著なものからマイナーなものまで幅広い症状が出ます。なので、自分には当てはまっていないからと言って落ち込んだりしないようにしましょう。

妊娠超初期の症状の体験談

それでは妊娠超初期の際に、先輩ママさんたちは実際にいつからどのような症状を経験したのでしょうか?妊娠超初期を乗り越えた方々の体験談をご紹介します。

先輩ママ

20代

一番最初に「おかしいな」と思ったのはいつもの生理前の時よりも吐き気や体のダルさが顕著だったことです。それでも妊娠のことは頭になく、「いつもの生理前よりもしんどいな」程度にしか考えていなかったのですが、生理予定日を過ぎても生理が来なかったので妊娠検査薬を使用したら陽性でした!

今考えたら普段あまり経験しない頭痛や下痢の症状もあったので、それも妊娠の症状だったのかなと思います。

先輩ママ

30代後半

よく妊娠超初期の症状は生理と似ていて判別がつきづらいといいますが、私の場合はすぐに妊娠したと分かりました。いつもの生理なら頭痛と腰痛に苦しめられているのですが、その時は最後の生理が終わってから3週間ほど経ってからずっと気持ちが悪く吐き気が伴っていました。

きわめつけは、今まで大好きだったパスタを夕食にしたのですが、食後に吐いてしまったことです。「これは絶対妊娠だ!」という確信のもと妊娠検査薬を使ったら案の定陽性。嬉しくて次の日すぐに病院に向かいました!

AKANBO専属ライター

20代後半

妊娠したら頭痛や吐き気、味の好みが変わるなどを聞きますが、私の場合はまず膝や肩などの関節に痛みを感じるようになり、その後歯が痛くなりました。ネットの情報では妊娠の兆候かもしれないと書いてあったのですが、信じられずそのまま2週間くらい放置してました。

そしたら生理は来ないし、歯の痛みがひどくなってきたので、歯医者に行くか産婦人科に行くか迷ったのですが、病院に行く前に妊娠検査薬を試しに使用したら陽性だったので産婦人科へ直行。その時点で妊娠6週目となっていました。

(妊娠超初期の症状については以下の記事も参考にしてみてください)