生理の前兆は症状でわかる?生理前と妊娠超初期症状との5つの違い
【医師監修】生理が遅れてしまうと「もしかして妊娠したのでは?」と落ち着かないですよね。生理の前兆をとらえることも難しく感じます。しかし、生理前と妊娠超初期症状は若干異なります。今回は、生理の前兆を知るために、生理前と妊娠超初期症状の5つの違いを紹介します。
生理の前兆は症状でしらべよう
生理が遅れると、妊娠しているのかと心配になりますよね。実際、生理前と妊娠超初期に現れる症状はとてもよく似ています。これは、女性ホルモンの一種である黄体ホルモン(プロゲステロン)が、生理前と妊娠時に分泌されるためです。
しかし、生理前と妊娠超初期では異なるホルモンも分泌されます。それにより症状に少し違いが生じるのです。今回は、生理前と妊娠超初期の症状の違いに注目して生理の前兆を調べていきましょう。
生理前と妊娠超初期症状との5つの違い
生理前と妊娠超初期症状の違いは、以下の5つのとおりです。
●基礎体温
●下腹部の痛み
●乳房や乳首の痛み
●食べ物の変化
●おりものの変化
いずれも個人差はありますが、下記で順番に説明していきます。症状と照らし合わせて確認してみましょう。
生理前と妊娠超初期症状との違い1 基礎体温
生理の前兆をとらえるためには、基礎体温の計測が大切です。基礎体温を測ることで、妊娠しているのか月経直前なのかをある程度把握することが可能になります。
カズヤ先生
産婦人科
基礎体温は特に重要です。月経周期の後半は高温相になり、高温相が終わると同時に月経開始になるのですが、妊娠していた場合は、この高温相が継続します。
基礎体温を測定することで、月経周期、排卵、などの時期も測定することが可能ですので、定期的につけることをお勧めします。
基礎体温とは?
基礎体温とは、身体が活動していない安静時の体温のことです。女性の基礎体温は通常、低温期と高温期に分かれています(※1)。基礎体温は、起床後すぐにベッドや布団の中で基礎体温計で測ります。枕元などに基礎体温計を置いておき、朝目覚めたら安静時の体温を測ってみましょう。
(基礎体温・基礎体温計については下記の記事も参考にしてみてください)
生理前は高温期が続く
生理前に分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)には、体温を上げる働きがあるため生理前は高温期となります。個人差はありますが、高温期は低温期に比べ0.3~0.6度ほど基礎体温が高い状態で、平均14日ほど続くのが一般的です。生理前に熱っぽさ・寒気を感じることが多いのはこのためなのですね。
高温期が2週間以上続いたら妊娠超初期かも?
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