妊娠超初期には吐き気の症状が必ずでる?原因と対策!体験談も!
【医師監修】妊娠超初期の頃には腰痛や頭痛など様々な症状が起こるものです。その中でも赤ちゃんを授かった方のほとんどが経験し妊娠超初期における代表的な症状なのが吐き気ではないでしょうか。今回はそんな妊娠超初期の吐き気の原因や対策、先輩ママの体験談などをご説明いたします。
妊娠超初期に吐き気を感じなかった人の体験談

以下は妊娠超初期で吐き気を経験しなかった方の体験談です。
女性(人工授精経験有)
40代
私は妊娠直後はひどい頭痛と眠気に襲われ、仕事を休むほどでした。やっと授かった赤ちゃんだったのですが、あまりのつらさにくじけそうでした。ただ同時に眠気もあり寝ている間は頭痛も感じなかったので、妊娠超初期の頃はほぼ一日中寝ていました。
ただし妊娠の代表的な症状である吐き気は一切感じませんでした。匂いにも敏感になることがなく、食事も特に気にもならずいつも通りでした。
先輩ママ
20代前半
私が妊娠した際は、だるさや頭痛、吐き気などの症状が一切出ませんでした。「いつから妊娠超初期の症状が出るんだろう」とドキドキしていたのですが、あまりに症状がなかったので心配して病院に行き相談したほどです。先生に「あくまで症状が出るかどうかは個人差があるので、症状が出なくても問題ないよ」と言われ、安心しました。
ちなみにそのまま何も症状が出ないままでしたが、妊娠の後期には腰痛と吐き気にしっかりと苦しめられました。
吐き気はなかったけどその他の症状がつらかったケースやどの症状も出なかったケースなど、こちらもさまざまですね。
妊娠超初期の吐き気の原因は?

多くの妊婦を苦しめている吐き気ですが、その原因は一体何でしょうか?原因を知るのと知らないのでは、気の持ちようが大きく変わってきますよ。それでは妊娠超初期の吐き気の原因をご紹介します。
ホルモンの影響

妊娠超初期における吐き気の主な原因は「ホルモン」によるものです。妊娠すると女性ホルモンに加えて胎盤を形成する為にhCGホルモンが分泌されます。その結果身体が急激な変化に耐えられず、吐き気や胸焼けが起きるというわけです。
ちなみに吐き気の症状が出ないということはこのホルモンの働きがうまくいっていないのではないかと考える方もいらっしゃいますが、先ほどもご説明した通り、あくまで体調の変化は個人差があるので吐き気を感じなくても心配しないでくださいね。
増田陽子
内科医/救急医
実際になぜつわりや悪阻が起こるのか詳しくは解明されていません。その他に、プロゲステロンと呼ばれる(妊娠中ずっと分泌される女性ホルモンの一種)ホルモンも、胃の動きを遅らせるため吐き気が起きやすいと言われています。
自律神経の乱れ
自律神経の乱れも吐き気をもよおす原因と考えられています。通常は脳の視床下部から「交感神経」と「副交感神経」のふたつの自律神経がバランスよく分泌されています。しかし妊娠によって分泌される女性ホルモンの影響でこの自律神経が乱れ、吐き気をはじめとする体の不調が起きてしまうのです。
妊娠を継続するための防衛反応
一説には妊娠したことによって起こる吐き気やその他の不快な症状は妊娠を継続させるための防衛反応ともいわれています。
妊娠超初期は妊娠していることに気づかない人が多く、通常と同じように体を活発に動かしたり飲酒や喫煙をしてしまうことがあります。吐き気が続くとおのずと行動を制限してゆっくり休むようになりますよね。こうして流産などを防ぎ妊娠を安全に継続させるため、不快な症状を起こすと考えられています。
(妊娠中の吐き気については以下の記事も参考にしてみてください)
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