胎児ドック(胎児スクリーニング)とは?検査内容や費用について

胎児ドック(胎児スクリーニング)って何?どのような検査が行われるの?受けようか悩んでいる方や相談出来ないでいる方がいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは胎児ドック(胎児スクリーニング)とは何か?検査内容や注意点、費用についてを詳しく説明していきます。

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Contents
目次
  1. 胎児ドック(胎児スクリーニング)とは?
  2. 胎児ドック(胎児スクリーニング)の信頼性は?
  3. 胎児ドック(胎児スクリーニング)のカウンセリングとは?
  4. 胎児ドック(胎児スクリーニング)の必要性は?
  5. 胎児ドック(胎児スクリーニング)はいつから受けられるの?
  6. 胎児ドック(胎児スクリーニング)の検査方法
  7. 胎児ドック(胎児スクリーニング)は妊娠時期によって検査内容が変わる?
  8. 胎児ドック(胎児スクリーニング)の検査結果はいつわかるの?
  9. 胎児ドック(胎児スクリーニング)の注意点やリスクは?
  10. 胎児ドック(胎児スクリーニング)の費用は?
  11. 胎児ドック(胎児スクリーニング)を受けることができる病院は?
  12. 胎児ドック(胎児スクリーニング)を受けるにはしっかりとした心構えを

胎児ドック(胎児スクリーニング)と羊水検査と絨毛検査

羊水検査と絨毛検査は確定的検査といって診断の精度が高いとされ、胎児の疾患度合いがより正確に判定できる検査です。精度が高い分、費用や流産の危険性などのリスクを伴うことも多いとされています。誰でも受けることが出来るわけではなく、実施要件に該当する希望者のみとされています。胎児ドック(胎児スクリーニング)や母体血清マーカー検査などの検査結果で異常が見つかった場合は受けることが出来ます。(※2)

絨毛検査は妊娠初期、羊水検査は妊娠中期と受けることが出来る時期が決まっています。妊娠後期になると受けられる検査はほぼ無く胎児ドック(胎児スクリーニング)のみとなります。しかし、経過観察として受けられる方がほとんどですので出生前診断を受けようとされている方は早めの判断が必要でしょう。

(羊水検査については以下の記事も参考にしてみてください)

羊水検査とは?費用や時期は?リスクはある?陽性だったら?体験談あり | AKANBO[あかんぼ]

胎児ドック(胎児スクリーニング)のカウンセリングとは?

胎児ドック(胎児スクリーニング)は妊娠初期、妊娠中期、妊娠後期全ての検査においてカウンセリングを行います。カウンセリングを行わない病院もあるそうですが、カウンセラーはきっと心強い見方になってくれるはずなのでカウンセリングを行うことをお勧めします。

きっと、胎児ドック(胎児スクリーニング)を受けるママさんは不安で仕方ないことでしょう。カウンセリングでは検査について理解出来るまで細かく説明をしてくれたり、検査を受けてわかることをしっかりと教えてくれます。そして、ママさんの検査への不安も聞いてくれるので検査に対する心の準備も出来るのではないでしょうか。

もし、赤ちゃんに問題が見つかった場合は解決に向けて導く手助けもしてくれます。カウンセリングを行うことでママさんが抱えてる不安が解消されるといいですね。

胎児ドック(胎児スクリーニング)はどんな人が受けているのか

胎児ドック(胎児スクリーニング)を受ける理由は様々ですが例えば、漠然とした不安を抱えている方や高齢出産の方、今までに先天性疾患や染色体異常の出産の経験がある方、妊婦検診で引っ掛かり医師から胎児ドック(胎児スクリーニング)を勧められた方などがいます。

とてもまれですが、検査を受けてわかることとして性別があります。妊婦検診では性別がわからなく、どうしても性別を知りたくて胎児ドック(胎児スクリーニング)を受けたという方もいらっしゃいます。

胎児ドック(胎児スクリーニング)の必要性は?

胎児ドック(胎児スクリーニング)を受けると染色体異常や先天性異常がわかることから環境面では前もって設備が整っている病院に転院することができたり、心理面では産まれてくる赤ちゃんの疾患について事前に詳しく調べることができ心の準備ができます。

もし、胎児ドック(胎児スクリーニング)を受けずに出産し赤ちゃんに異常が見つかった場合、設備が無い病院だと赤ちゃんの命に関わる可能性もありますので少しでも不安があれば受けておくという人も多くいます。

胎児ドック(胎児スクリーニング)のメリットは?

胎児ドック(胎児スクリーニング)は妊婦検診で使う超音波診断装置(エコー)を使っての検査なので、出生前診断の中でも母体やお腹の中の赤ちゃんにも影響がなく安心して受けられる検査とされています。例えば羊水検査はお腹に直接針を刺し羊水を摂取するので早産や流産を引き起こすことも可能性としてあるとされています。

費用も羊水検査では10~20万ほどに比べ、決して安い費用ではないですが胎児ドック(胎児スクリーニング)は2~5万で受けることができます。検査結果も胎児ドック(胎児スクリーニング)は数日で出るという点もメリットの一つでしょう。

胎児ドック(胎児スクリーニング)のデメリットは?

胎児ドック(胎児スクリーニング)の検査結果はあくまでも確率であって100%ではないという点が一番のデメリットといえるでしょう。そして、決して安くはない費用も負担はとても大きいと思います。もし、胎児ドック(胎児スクリーニング)で異常が見つかると羊水検査や絨毛検査など確定的検査を行う必要もでてきます。大きな選択をしなければならないことがあったり、心理的な面でも大きな負担となることでしょう。

胎児ドック(胎児スクリーニング)はいつから受けられるの?