妊娠初期に運動はしていい?どれくらい?おすすめの方法と注意点!
【医師監修】妊婦さんにとって、何かと気がかりな事が多い妊娠初期。「安定期」と言われる妊娠中期までは、気をつけるべきことがたくさんあります。では、そんな妊娠初期に運動をしてもいいのでしょうか?今回は、妊娠初期の運動について方法や注意点など詳しくご紹介します。
島袋史
産婦人科医
妊娠初期にはまだ子宮がちいさいので転倒しても子宮そのものに衝撃がくることは可能性は少ないので、あまり問題ありません。妊娠中期以降で子宮が大きくなってきて、子宮そのものに衝撃がおこる可能性が出てくると、おなかの赤ちゃんや胎盤への影響を心配する必要があります。お腹の赤ちゃんを気遣いながら運動を行いましょう。
妊娠初期には適さない運動【ダンスなどの激しい運動】
激しい運動につながるダンス(ヒップホップダンスやジャズダンスなど)は妊娠中には適さないでしょう。ダンスは、身体に激しい振動や負荷がかかります。激しい運動やダンスで出血が起こる可能性もあるのです。また衝撃によって、胎盤が剥がれる可能性も考えられます。
「妊娠前からダンスをしていたので続けたい!」という方は、マタニティビクスなどの妊婦向けダンスに切り替えるといいでしょう。
島袋史
産婦人科医
妊娠初期にはまだ胎盤はできていないので、胎盤が剥がれる心配はありません。激しい運動は自分のからだとよく相談しながら無理はしないようにしましょう。
妊娠初期には適さない運動【お腹に負担がかかる運動】
腹部に圧迫がかかる腹筋運動や筋トレ、ジャンプのように上下に激しく動かす運動は、お腹に振動や衝撃をもろに与えます。またデコボコ道を自転車で走る事も、振動が直に伝わるので妊娠初期にはよくありません。ストレッチやスクワットも軽いものにしましょう。
島袋史
産婦人科医
妊娠初期には特に衝撃が問題になるという事は無いですが、子宮はどんどん大きくなってきくので、妊娠中期以降は激しい衝撃は避けること、自転車も転倒して腹部をうつリスクを考えると妊娠中期以降はおすすめしません。私の先輩の産婦人科医は周囲からまだ乗っているの?と言われながらも中型バイクに妊娠中乗っていましたが、万が一の事故の際には車よりもお腹の赤ちゃんに問題がおこる可能性が高くなります。ですので、このあたりは自己責任で判断するべきですね。
妊娠初期の運動で気をつけるべき注意点

妊娠初期に「適した運動」「適さない運動」とご紹介してきました。もし妊娠初期に運動をするのなら、どの運動にも共通する下記の注意点を必ず守るようにしましょう。
妊娠経過が順調であること

妊娠経過が順調であれば運動不足の解消にも軽い運動はおすすめです。運動する場合は妊婦さんの体調が良い時に行うようにしましょう。あまり体調がよくないのに運動をして無理をすれば、出血や腹痛などのハプニングが起こる可能性があります。
また、「スクワットをすれば安産になる!」と思っても、頑張りすぎてはいけません。まずは自分の体調とお腹の赤ちゃんのことを最優先に考えて、出来る時に出来る範囲での運動をしましょう。妊娠中に無理は禁物です。
島袋史
産婦人科医
妊娠初期に出血することは良くあることです。少量の出血であれば慌てる必要はありません。受精卵が子宮内膜に着床して発育する際に、正常でも出血することは良くあります。
無理な運動はしない

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