妊娠初期に運動はしていい?どれくらい?おすすめの方法と注意点!
【医師監修】妊婦さんにとって、何かと気がかりな事が多い妊娠初期。「安定期」と言われる妊娠中期までは、気をつけるべきことがたくさんあります。では、そんな妊娠初期に運動をしてもいいのでしょうか?今回は、妊娠初期の運動について方法や注意点など詳しくご紹介します。
基本的に、妊娠中の激しい運動は禁物です。体調が良く、運動が出来そうだと思っても激しい運動を無理に行ってはいけません。妊娠中は「無理をしない」ことを心がけてくださいね。運動不足を心配する方もいると思いますが、妊婦さんや赤ちゃんの負担にならない程度で行いましょう。
(妊娠初期の注意点と運動については以下の記事も参考にしてみて下さい)
妊娠初期の運動と流産の関係
妊婦さんが妊娠初期に一番気がかりな事は、「流産」ではないでしょうか。まだ赤ちゃんの器官や内臓は、形成の途中です。「運動をして、流産したらどうしよう」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。運動をすることで、流産を引き起こしてしまう可能性はあるのでしょうか?
妊娠初期と流産
流産は、妊婦さん全体の約15%もの確率で起こるようです。そのほとんどが妊娠初期の妊娠2ヶ月~4ヶ月の間に起こります。妊娠初期の流産は、胎児の染色体異常や胎児側に何らかの異常が原因で流産することがほとんどです。(※3)そのため、予防策はありません。
(妊娠初期と流産については以下の記事も参考にしてみて下さい)
妊娠初期の運動が流産につながる!?
妊娠初期の運動が原因で、流産する可能性は低いです。適度な運動をすることが、流産の予防につながるとも言われています。流産の原因は胎児側にありますが、まれに子宮の代謝が悪いと起こるようです。運動不足は代謝の低下につながります。運動不足を解消して、代謝を良くしましょう。
ただし、無理は禁物です。適度な運動は流産を引き起こす原因にはなりませんが、激しい運動は胎児に衝撃や刺激が伝わります。
妊娠初期の運動は医師に相談を!
妊娠が分かったら、まずは検診を受けに行きましょう。運動をしたい場合は、必ず医師に相談をしてから行うようにしてください。妊娠経過が順調ならば、運動をすすめる医師も多いでしょう。ですが体調が悪くなった場合は運動はせず、必ず医師に診てもらうようにして下さいね。
妊娠初期は、何かと心配なことが多い時期です。しかし、そんな妊娠期間中でも、リラックスした日々を過ごすことが大切です。自宅でもできる軽いストレッチやスクワットなどの運動を上手に取り入れて、運動不足とストレスを解消しましょう。
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