【医師監修】妊娠18週の妊婦・胎児の状態は?症状は?安定期でも注意が必要!

妊娠18週に入ると妊娠5ヶ月と3週目です。妊娠18週になると胎盤も完成し安定期に入ります。妊婦さんの体も丸みを帯び、早い人であれば、この時期に胎動を感じ始めます。今回は妊娠18週の妊婦、胎児の状態や症状、注意することなどを体験談も交えながら説明していきます。

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専門家監修
カズヤ先生
現在11年目の産婦人科医です。国立大学医学部卒業。現在は関西の総合病院の産婦人科にて勤務しています。本職の都合上、顔出しできませんが、少しでも多くの方に正しい知識を啓蒙していきたいと考えています・・・
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Contents
目次
  1. 妊娠18週の妊婦の状態は?
  2. 妊娠18週の妊婦の症状は?
  3. 妊娠18週の実際のお腹の写真
  4. 妊娠18週の胎児の状態は?
  5. 妊娠18週の胎児の大きさ
  6. 妊娠18週の実際の胎児のエコー写真
  7. 妊娠18週の胎動は?
  8. 妊娠18週に胎動を感じないことも
  9. 妊娠18週!安定期でも注意が必要
  10. 妊娠18週に気をつけたいこと
  11. 妊娠18週の先輩ママ体験談!
  12. 妊娠18週はリラックスして過ごしましょう

妊娠18週の注意点その3. 腰痛

妊娠18週に入った妊婦さんは腰痛がひどくなることが良くあります。妊娠初期よりも大きいお腹になることや骨盤のずれなどで腰痛を引き起こします。また体を動かすのが億劫になってきて、同じ姿勢でいたり携帯ばかり見ていませんか?

ずっと同じ体勢でいることによって、骨盤が硬直し腰痛になりやすくなります。腰痛がひどくなってしまった人は、少しずつ体を動かしてみたり、骨盤ベルトなどで対処しましょう。そして1日同じ体勢でいることのないように気をつけましょう。

(腰痛については下記のリンクも参考にしてみてください)

妊婦は肩こりがひどい?頭痛や腰痛も一緒にくる?原因と解消法!体験談も

妊娠18週の注意点その4. 流産

妊娠18週は流産の可能性は低い時期と言えますが、大きいお腹になった妊婦さんは、体のバランスが崩れてしまい、転倒してしまう危険性もあります。底の低い靴を履き足元には十分気を付けましょう。

また妊娠18週に入った妊婦さんでも突然前触れもなしに流産してしまったなんてこともあります。激しい運動やストレスの与えすぎでも流産を引き起こす可能性がありますので、頑張りすぎないことが大切です。

なんらかの感染症に感染したり、大腸菌が膣に入ってしまった時などにまれに流産してしまうこともあります。特に感染症から絨毛羊膜炎になると流産のリスクは高まります。お腹の張りと出血には十分注意して生活しましょう。(※4)

(流産については下記のリンクも参考にしてみてください)

流産の種類は?確率は?週数、年齢との関係性について!

カズヤ先生

産婦人科医

運動と流産との関連に明確なエビデンスはありません。あくまでこのように考えている方もいらっしゃる、という紹介になります。

妊娠18週に気をつけたいこと

妊娠18週目に入った妊婦さんが自身で気をつけるもあります。危険な症状を招かないためにも大切な事なので最も大切なこと2つを紹介していきます。

激しい運動やストレス

妊娠18週目に入った妊婦さんは、安定期になっている事もあり自由に動けるようになるため、油断し激しく動いたり思わず走ってしまったりしまう事があります。ですが激しい運動や走ってしまったりするとお腹に力が入ってしまいお腹の張りを引き起こしてしまいます。

そしてストレスにも注意が必要です。妊婦中はホルモンの影響などでストレスを感じやすくなります。一時的なストレスでは問題ありませんが、妊婦中常に続くようなストレスは胎児に影響が出てしまう可能性があります。妊婦中の過度なストレスは切迫流産や切迫早産の原因になるので注意しなければいけません。

お腹を締め付けないで!

妊婦さんは体を締め付けない服を着ましょうと知っている妊婦さんも多いでしょう。妊娠18週を過ぎるとお腹も大きくなってきます。お腹を安定させるために妊婦帯をすることもあります。妊婦帯をしているとお腹の張りを和らげられるという方もいますが、基本的にはお腹の張りの感じない時に妊婦帯を使用するようにしましょう。

間違って使用してお腹を圧迫してしまうと妊婦さんにとっても赤ちゃんにとっても危険ですので、妊婦帯を使用する場合はつけ方を再確認してみたり、妊婦健診の時などに助産師さんにつけ方を聞いてみると良いでしょう。

妊娠18週の先輩ママ体験談!

先輩ママさんの中でも様々な経験をした方がいます。妊娠18週目の先輩ママさん達の経験談をいくつか紹介していきます。