妊娠17週の妊婦・胎児の状態は?症状や注意点!胎動が始まる?
【医師監修】妊娠17週を迎えると安定期ともいわれています。体調も落ち着いてきたという妊婦さんは多いでしょう。妊娠17週の妊婦さんや胎児はどういう状態なのでしょうか。症状や注意点、胎動が始まる?などについて、先輩ママの体験談やドクターの指摘を基に説明します。
こちらは4Dのエコー写真です。目、鼻、口がしっかりと形成され、はっきりと見ることができます。4Dのエコー写真になると、ママ似なのかパパ似なのかが、少しずつわかってくるかもしれませんね。
2Dのエコー写真です。手を顔の近くに置いているようですが、これは胎児がよくするポーズのひとつですね。妊娠17週は、胎児の全身がひとつの画面に収まるくらいの大きさです。それ以降は、全身が映らないくらいの大きさに育っていきます。
骨がはっきりとわかる2Dのエコー写真ですね。頭蓋骨は、右脳と左脳が分かれているのがはっきり見えており、眼球のくぼみもわかります。このようなエコー写真が撮れることも多く、宇宙人のようだと言うママも多いです。
妊娠17週は出生前診断が受けられるように

妊娠17週からは出生前診断が受けられるようになります。出産前診断には母体血胎児染色体検査(NIPT)や母体血清マーカーテスト、羊水検査などがあり、染色体の異常や先天性の病気、奇形などがないかを診るものです。
最近では40歳を超える妊娠も増えてきており、高齢になるほど染色体異常の可能性が高くなってきます。生まれる前に知っておくことで、今後の方針を考える材料にしたいという方が増えているのですね。
カズヤ先生
産婦人科医
このうち母体血清マーカーなどの採血検査は簡易にできる検査ですが、あくまで確率を提示する検査になります。 確定的な診断が必要な場合は、羊水検査が重要になってきます。この場合は子宮内感染、流産などの危険を伴うことも頭に入れておく必要があります。
全員が受けるべきものではない
出産前診断は、全員が受けるべきものではありません。父母のいずれかが、染色体異常を持っている場合などは、出生前診断を行う可能性もあります。また、出生前診断は、希望して受けられるわけでもありません。エコーでの心拍の確認や、羊水量のチェックなどで、赤ちゃんに異常がないかを確認することもあります。
大切ないのちに関わる重要な検査のため、倫理的なことも考慮する必要があるのです。気になる方は、一度担当医に相談してみるとよいでしょう。
夫婦でじっくり話し合って
出生前診断を受けるにあたっては、夫婦でじっくり話し合う必要があります。保険が効かないため、高額になることもあります。障害が判明した際に「赤ちゃんにとっての最善策は何なのか」ということまで、考えておく必要があるでしょう。
妊娠17週の妊婦さんのマイナートラブルの症状は?

妊娠17週目は安定期に入りますが、マイナートラブルは続くことが多いでしょう。この時期に見られやすいマイナートラブルの症状と対処法を説明します。
妊娠17週の妊婦さんのマイナートラブル【痔に悩まされることも】
痔に悩まされることがあります。
便秘に妊娠初期から悩み続けている妊婦さんは多く、この時期から、胎児がぐんと大きくなるので、腸の蠕動(ぜんどう)運動が阻害されやすく、より便秘がひどくなるという妊婦さんもいるでしょう。このため慢性的な便秘によって、痔の症状が出てくることがあります。こまめに便秘を解消しておくことが大切です。
(便秘の解消については以下の記事も参考にしてください)
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