よく使う大阪弁＆面白い大阪の方言まとめ！かわいい美女の告白【動画】も！

他府県民の人が初めて「おっちん」という言葉を聞いたら確かに意味がわからないかもしれませんね。「おっちん」とは「座る」という意味で、主に小さい子供に対して「座りなさい」という時に「おっちんし～」と言います。大阪人にとってこの「おっちん」はかわいい方言の一つで、「座りなさい」と言われるよりその場の空気が和む感じがします。

客「おっちゃん、これなんぼ？」店主「タダやで、これ買（こ）うてくれたらおまけでつけるわ」。なんてすばらしい響きでしょう。大阪の人はタダ（無料）が大好き。無料ならば何でももらわな損、なんていう大阪人がらしさ出ている会話です。「なんぼ」というのは値段を聞く言葉です。

道端で配られる無料のティッシュ。関東だと誰も受け取ってくれないのに、大阪では無料なので一人で何個も欲しがる人がたくさんいることがテレビで話題になりました。たとえ自分が使わないものでも無料ならいくつももらって、ご近所や家族に配ろうとするのも大阪人の特徴です。

大阪弁に詳しくなくても知っている人が多い言葉ですね。あかん＝ダメという意味です。「これ使ってもいい？」「あかん（ダメ）。」というような使い方です。LINEスタンプにも「あかん」バージョンの様々なデザインがありますので、ぜひチェックしてくださいね。

また出てきました、擬音語。「シュッ」と曲がって「ダーッ！」と歩いてドンツキに「バーン！」。どのくらい進めばいいのか全くわかりません。ちなみにこの「ドンツキ」も大阪弁のひとつですが、他府県でも方言として使われていて「突き当り」や「行き止まり」といった意味です。「何メートル」「何分」、というような表現はほとんどありません。

大阪人が「自分」という時、2パターンの意味があります。標準語と同じ自分を指す意味と「自分」と「あなた」という意味です。例えば、「自分、そんなことしたらあかんで」とか、「自分、今日はえらい気合いはいっとんなぁ」といった場合です。この例文で使われる「自分」は「あなた・君」といった意味があります。

主に、目上の人からや友達同士で使う言葉で、決して目上の人に対して使ってはいけません。他府県民の人からしてみたら、フレーズの中で使われる自分が「自分」をさしているのか「相手」のことをさしているのか困惑しそうですね。会話の中のニュアンスで判断したり、自分のことは「私・僕・俺・うち」という言葉を使います。参考にしてくだいね。

「チャウチャウ犬とちゃうんとちゃう？」。何回繰り返すねん！と関西人なら思わずツッコミたくなるような、面白い方言として必ずあげられるフレーズです。大阪弁で「ちゃう」の意味は2パターンあり、ひとつは「違う」という否定で、もう一つは語尾に使い「～ではない」という意味です。

「チャウチャウ犬とちゃうんとちゃう？」を他府県民向けに訳すと「チャウチャウ犬ではないのではないか？」となります。この後大阪では「ちゃうちゃう。チャウチャウ犬ちゃうで」という答えがくるかも。こんな楽しい会話を知った他府県民は、大阪人が「ちゃう」ばっかり言ってる印象がついたそうです。

Aさん「それ、なんなん？」Bさん「ナン」　洒落みたいに聞こえるこの会話は、「それは何？」「ナンだよ」という意味です。「なんなん？」とは標準語で言う「何？」みたいなものです。ダジャレみたいで面白いですね。