妊娠悪阻とは？つわりとは違う？原因や症状、治療法は？実体験あり

つわり時期に妊娠悪阻へと悪化するのを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。つわりの症状の出方は、妊婦さんによってかなり違います。妊娠悪阻を完全に予防する方法というのは残念ながらありません。しかし、妊婦さんの心得次第でリスクを軽減することはできるのではないでしょうか。ここでは、妊娠悪阻を予防するために心がけたいことを3つご紹介します。

妊娠初期は吐き気に悩まされますよね。食事をするのが面倒くさくなってしまった経験がある人も多いでしょう。そのような場合は、食事量を減らして回数を増やすのがおすすめです。「吐き気があっても食べなければいけない」という義務感は持たないようにしましょう。食べられるときに少しだけでも栄養を摂取しておくという方法なら、気持ちも楽になります。

少量を何回か食べることで「空腹による吐き気」「満腹感による吐き気」の両方とも緩和することができます。実際に「こまめに食べることでつわりが軽減した」という妊婦さんも多いので、ぜひ試してみてください。つわり時期には、食べ物の好みが大きく変わる妊婦さんも結構います。その場合は、好きなものだけ少しずつ食べるという方法もおすすめです。

妊娠中は運動不足になりがちですが、軽くでもいいのでなるべく体を動かしましょう。つわりと運動には関係ないような気がするかもしれません。しかし、カロリーを消費することによって、体が栄養補給を欲している状態にする効果があります。軽い運動で小腹がすくと、スムーズに食べられるかもしれません。

体を動かすことで、気分的にもリフレッシュすることができます。気分がよくなったら「つわりがあるのを忘れてた」という妊婦さんもいます。運動をする際には散歩やウォーキング、体操程度で十分です。激しい運動は避けましょう。

（妊娠初期の運動については以下の記事も参考にしてみてください）

妊娠悪阻になってしまい、実際に治療を受けた妊婦さんたちの体験談をご紹介します。入院は3日から1週間という場合が中心のようですね。

吐き気が強い場合は、絶飲絶食をしながらの点滴治療が有効とされています。退院後もこまめな水分補給を忘れないようにしましょう。