つわりの症状まとめ！妊娠初期以外もある？タイプ別10の対処法！

匂いつわりとは、様々な匂いに対して敏感になる症状のことです。今まで平気だった匂いが嫌いになったり、吐き気を感じたりします。例えば、ご飯の炊ける匂いに敏感になりむかつきを覚えるといった感じです。どの匂いに敏感になるのかは個人差があります。特定の匂いが駄目になるので、その期間だけは避けるようにする事で問題は解決するでしょう。

ご紹介した５つのつわり症状の他に、つわりに伴って出る別の症状があります。それらのつわりと一緒に出てくる他の症状についても、詳しくみてみましょう。

妊娠初期のつわりに伴って出る症状に「頭痛」があります。つわり時期の頭痛の原因は、妊娠初期に分泌される女性ホルモンのプロゲステロンによって引き起こされます。妊娠すると急激にホルモンバランスが変化し、脳の血管が広がりやすくなることで頭痛が起こるのです。

ただし、異常を感じるような頭痛や動けなくなるほどの重症な頭痛の場合には「妊娠高血圧症候群」や「脳血管障害」などの病気の可能性があります。頭痛が普通と違うと感じた場合には、かかりつけの病院で診察を受け適切な治療をうけるようにしましょう。

妊娠すると女性ホルモンのプロゲステロンが分泌されます。プロゲステロンは、腸の働きを鈍らせる作用をするために便秘や下痢になりやすくなるといわれています。さらに妊娠初期は「吐きつわり」や「匂いつわり」により食べる物や食事の時間、食べる量もバラバラになりがちです。

その食生活の変化が、便秘や下痢を引き起こすことにもなります。あまりにひどい便秘や下痢の場合には、お腹の赤ちゃんにも影響が出る可能性もあります。我慢せずに担当の医師に相談して症状の軽減に努めましょう。

妊娠初期にだるさを感じる妊婦さんも多くいます。これは、急激なホルモンバランスの変化によって起こる「だるさ」です。そのせいで、イライラやストレスも多く感じるようになっていきます。

朝は元気でも午後以降や夜に近づくにつれて、だるくなってくるという症状を訴える妊婦さんも多いようです。貧血気味の妊婦さんは体中の酸素量が少なくなるため、だるさを感じるやすくなると考えられています。

妊娠初期のつわりに伴って、食欲が減退する人がいます。つわりが原因で食べ物の匂いを嗅ぐと吐き気を感じたり、食べてもすぐ吐いてしまうなどの症状が食欲の減退につながっています。この場合は、無理に食事を取ろうとせずに、食べられるものを少量ずつ小分けにして口にすると良いでしょう。

妊娠初期の場合、それほど栄養を取らなくてもお腹の赤ちゃんに影響は及びません。好きな物を体調の良い時に口にできるようであれば問題はないでしょう。