赤ちゃんのお祝い行事一覧!各行事の流れや費用は?

これから赤ちゃんが生まれる家庭や、生まれたばかりの家庭では、どんなお祝い行事をやるのかご存知でしょうか。またそれぞれのお祝い行事の流れや費用も気になるところですよね。今回は赤ちゃんのお祝い行事と流れ、そして費用についてご紹介します。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんのお祝い行事って?
  2. 赤ちゃんが生まれる前の行事
  3. 赤ちゃんが生まれてから1ヶ月間に行う行事
  4. 赤ちゃんが生後1ヶ月から1歳までに行う行事
  5. 各行事にかかる費用
  6. 赤ちゃんのお祝い行事をする際のポイント
  7. 赤ちゃんのお祝い行事は家族が集まるチャンス

お宮参りは男の赤ちゃんなら生後31日、女の赤ちゃんなら生後32日を目安に神社へ行き、赤ちゃんの健康と、健やかな成長をお祈りするという意味で行うお祝い行事です(※1)。カレンダーや子育てアプリなどでしっかり生後31日目、もしくは生後32日目をチェックしておきたいですね。

最近ではあまり生後31日目、もしくは生後32日目とこだわらず、赤ちゃんやママの体調や天気などを考慮してお宮参りに行く家族も多くみられます。また地域によって違うところもあります。

お宮参りは赤ちゃんのパパ、ママ、そしてパパ方のおばあちゃんが付き添って赤ちゃんの健康と成長を願うという意味のあるお祝い行事です。しかし、あまり伝統にこだわらず、家族みんなで赤ちゃんの健康と成長をお祈りしてもいいですね。

出産内祝い

赤ちゃんが誕生すると、親戚や友達、同僚などから出産祝いをもらうこともあるでしょう。お祝いをもらった際は生後1ヶ月のお宮参りの頃を目安にお返しをすることがマナーとなっています。出産内祝いを渡す際は、のしに赤ちゃんの名前を書いて、一緒に教えてあげるといいですね。最近では相手方に出産内祝いのカタログを渡して、一覧から好きな物を選んでもらう、という形の渡し方も増えています。相手方に使ってもらえる物を渡せるので便利ですね。

出産内祝いのマナー、しきたりは地域や家族によって異なる場合もありますので、しっかりマナーやしきたりも確認してから贈るようにしましょう。

赤ちゃんが生後1ヶ月から1歳までに行う行事

赤ちゃんが月齢1ヶ月を過ぎると、初めての誕生日までに行うお祝い行事がいくつかあります。ここでは赤ちゃんが生後1ヶ月から1歳を迎えるまでに行うお祝い行事一覧とその意味をご紹介します。

お食い初め

お食い初めは赤ちゃんの生後100日目を目安に行うお祝い行事です。「赤ちゃんがこれから一生食べ物に困りませんように」という意味を込めてお祈りするために行います(※2)。お食い初めに出す料理は家族や地域によって違うことがありますので、確認するようにしましょう。

赤ちゃん誕生から毎日忙しく過ごし、誕生から100日経ったことをママも忘れがちにもなります。カレンダーや子育てアプリなどであらかじめいつが生後100日にあたるのか、事前にチェックしておきましょう。

男の子の赤ちゃんの初節句

男の子の赤ちゃんの初節句は5月5日の「端午の節句」にあたります。「こどもの日」とも呼ばれていますが、鯉のぼりやかぶとを飾り、赤ちゃんの健康と成長をお祈りする行事です。ちまきや柏餅がお祝いの食べ物として出されることが多いですね。赤ちゃんが生後1ヶ月にも満たないまま初節句を迎える家庭はまだ赤ちゃんが小さいため、翌年に初節句をお祝いする家庭もいるようです。

女の子の赤ちゃんの初節句

女の子の赤ちゃんの初節句は3月3日の「桃の節句」にあたります。「ひなまつり」とも呼ばれていますが、ひな人形を飾り、ちらし寿司や白酒で赤ちゃんの健康と成長をお祈りします。桃の節句も端午の節句と同様、赤ちゃんが生後1ヶ月にも満たないまま初節句を迎える家庭は、翌年にお祝いしてもいいでしょう。

誕生日

赤ちゃん誕生からちょうど1年となる初めての誕生日。昔は赤ちゃんが1歳を迎えることが困難だったため、1歳の誕生日を盛大にお祝いする風習があります。多くの地域では赤ちゃんに1.8キロほどの一升餅を背負わせて歩かせているようです。わざと重いものを背負わせることは「一生背負いきれないほどの食べ物に恵まれますように」という願いが込められています。

また地域によってはお餅を「背負う」ではなく「踏ませる」という所もあります。

最近では赤ちゃんの初めての誕生日ケーキに実際のケーキではなく「おむつケーキ」というものを用意する家庭も増えています。おむつケーキはその名の通り、おむつを使ってケーキの形に仕上げたものです。おむつケーキですと、まだ実際のケーキが食べられない赤ちゃんもおむつケーキに使用したおむつを使うことができるので一石二鳥ですね。

各行事にかかる費用