つわりでも食べられるものは？つらい期間を乗り越える食べ物20選！

つわりがあると妊娠しているという実感がわきますが、常に気持ちが悪くて気分もすぐれません。家族との食事も楽しくできません。おなかの赤ちゃんとママのために食べられるものを20選ご紹介します。食べられるものを少しずつ食べて、つわりの時期を乗り越えましょう。

（つわりに効く、悪化させる食べ物については以下の記事も参考にしてください）

妊娠中は酸っぱいものが食べたくなり、普段はあまり食べない梅干しをたくさん食べたという妊婦さんは多いです。酸っぱいものが食べたくなる理由はプロゲステロンという子宮内膜を厚くさせる黄体ホルモンの影響や、妊娠中はママの体が酸化に傾き、バランスをとるためにアルカリ食品である酸っぱいものが食べたくなるなど、諸説あります。

梅に含まれるクエン酸は食欲を促し、つわりの吐き気を抑えるのに効くでしょう。塩分が高いので食べすぎないように注意してください。

いろんな種類の梅干しだと飽きずに食べられます。

酸っぱいものが食べたくなるときにレモンなどの柑橘類（かんきつるい）があります。つわりの時にレモンを丸ごと食べていたというママも少なくありません。つわりでむかつく時にレモンを食べると胃と口の中がすっきりします。レモンの清涼感が不快な気持ちをやわらげるのに効くでしょう。

レモンの皮をしっかり洗い、輪切りや細切れにして砂糖やハチミツを振りかけて常備しておくと、いつでも食べることができておすすめです。グレープフルーツやミカンなどの柑橘系もレモンと同様の効果があります。

妊娠前はお米が主食だったのに、つわりがはじまって落ち着くまで、パパはお米でママはパンという食卓も多いのではないでしょうか。においつわりの妊婦さんでお米を炊くにおいに敏感になったり、粒々の食感が舌に残ってお米が食べられなくなったりすることがよくあります。

パンは炊く手間もいらず、手軽に食べられます。総菜パン、サンドイッチ、菓子パンなど種類も豊富なので、毎食工夫してパン食でも飽きないようにして楽しみましょう。

同じものばかり食べると栄養の偏りが気になりますが、つわりの時期は大目に見ましょう。

うどん、そうめんなどの麺類はのど越しが良いので、食欲がないときは重宝します。ツナやチキン、サラダなど載せると栄養がとれます。めんつゆに梅干しやポン酢をいれると酸っぱくなり、味に変化があって飽きずに食べられるでしょう。

日本そばは、そばアレルギーの心配がない妊婦さんにとってはビタミンB群、鉄分、食物繊維など栄養豊富なので食べられる食品です（※5）。ラーメンが食べたくなったら、塩分が多く油っぽいのでスープは残すように心掛けてください。

炊きたての白米は食べられなくても、酢飯にすれば食べられたという場合があります。巻き寿司、いなりずし、五目ずしなどがよいでしょう。かっぱ巻きや梅しそ巻き、たくあん巻きは、巻き寿司の中でもさっぱりとした具材でつわり中のママに好評です。海苔（のり）は消化が悪いので食べ過ぎないように気を付けてください。

紅ショウガをたくさん入れたいなりずしもおすすめです。握り寿司は生魚や貝類が食中毒の原因になるので、生ものの握り寿司は避けましょう。