つわりでも食べられるものは?つらい期間を乗り越える食べ物20選!

【医師監修】妊娠初期のつわりは、吐き気やにおいなどであまり食べられなくなります。そんなつらい時期でも食べられるもの20選、逆に控えた方がいいもの5選をドクターの助言や先輩ママの体験談を交えて紹介します。妊婦さんはぜひ参考にして、つらい期間を乗り越えましょう。

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Contents
目次
  1. 妊娠中、つわりで食べられるものがない…
  2. 妊娠中に見られるつわりの症状は?
  3. つわりでも食べられるもの20選!
  4. つわりの時に控えた方がいいもの5選
  5. つわりの時は、食べられるものを食べよう!

つわりで温かいご飯は食べられなくても、コンビニの冷たいおにぎりは食べられたという妊婦さんは多数います。ご飯が適度に硬くてにおいも気にならないのでしょう。炊き立てご飯の香りに吐き気をもよおす妊婦さんでも食べられるます。

おにぎりが食べたくても、温かいご飯だとにおいで気持ちが悪くてにぎるのをあきらめたり、冷たいご飯だとにぎりにくくて作るのが面倒になったりします。その点、コンビニのおにぎりは手軽に食べられます。

男の子のママ

(30歳)

コンビニのおにぎりは種類がたくさんあるので、選ぶのが楽しかった。冷たいごはんとパリパリの海苔が、胸やけを起こしにくく食べやすかった。

コンビニおにぎりは具材の種類が多いので飽きません。

つわりでも食べられるもの⑦ 雑炊

パパや家族がつわりで苦しむママのために料理を作りたくなったら、雑炊がおすすめです。妊娠していない時でも胃が不調だったり、風邪で体調が悪くなったりすると、雑炊で栄養をつけようと考えます。つわりがある時の雑炊は、お米が柔らかく消化が良く体も温まるでしょう。

作る手間がかかりますが、いろいろな種類の野菜や鶏肉などを細かく刻んで入れれば栄養豊富になります。出汁の種類によって和風、洋風、中華風など料理を楽しむこともできるでしょう。

つわりでも食べられるもの⑧ 味噌汁やスープ

つわりで固形物は食べたくないというときは、味噌汁やスープがあります。減塩タイプのインスタントの味噌汁やカップスープを用意しておくとよいでしょう。インスタント食品は手軽ですが、カップ麺は塩分やカロリーが多いので極力控えましょう。 

つわりの時期は食べたくなくても何か口に入れて、少しでもおなかの赤ちゃんに栄養を届けたいという親心を感じ始める時期でもあるのです。

つわりでも食べられるもの⑨ フライドポテト

フライドポテトは、つわりの妊婦さんたちに大人気の食品です。

揚げ物は食べ過ぎるとむかつきや吐き気が増すことがありますが、無性にフライドポテトが食べたくなるそうです。つわりの時期はホルモンバランスが崩れて味覚が変わったり、鈍くなることがよくあります。塩気が多いフライドポテトもあまり塩気を感じなかったり、油っぽく感じなかったりする場合があるでしょう。ただし、食べ過ぎには気を付けましょう。

妊娠13週のママ

(22歳)

妊娠中のマックのポテトの食べたさ異常だわ…。ネットで見たらみんなマックポテト食べたくなったって書いてあったし…

つわりはひとつの食べ物が無性に食べたくなります。

つわりでも食べられるもの⑩ 豆腐

豆腐はのど越しがよく、タンパク質やビタミンE、カルシウムなどの栄養が豊富なので食べやすい食品のひとつでしょう。注意点としては一日半丁を目安にするようにしましょう。

妊娠中はエストロゲンという卵胞ホルモンとプロゲステロンという黄体ホルモンが重要な役割を果たしています(※4)。豆腐に含まれる大豆イソフラボンはエストロゲンと似た働きをします。取りすぎるとエストロゲンの作用が増加し、ホルモンバランスが乱れて、おなかの赤ちゃんの発育に影響を及ぼす可能性があります。

つわりでも食べられるもの⑪ たまご豆腐

たまご豆腐はだし汁と鶏卵を混ぜ合わせた食品で、豆腐と呼ばれてはいますが大豆やにがりは使用していません。大豆イソフラボンの心配はないので積極的に食べられる食品です。豆腐と同じようにのど越しがよく、消化がいいです。

豆腐の大豆の匂いに敏感に反応して食べられなくても、たまご豆腐のにおいは気にせず食べられる場合があります。市販のたまご豆腐を買い置きしておくと、小腹が空いた時のおやつ替りになります。

一歳児のママ

(34歳)

つわりのピーク時にお世話になったのがたまご豆腐です。たまご豆腐なくして、わたしのつわり生活は成り立たなかった。冷たくてのど越しがよく消化もいいので、吐くときもつらくないのがよかった。

つわりでいつも食べていた物は出産後も懐かしく思い出しますね。

つわりでも食べられるもの⑫ トマト

トマトは野菜の中でも酸味があり、つわりのある妊婦さんに人気があります。トマトはリコピンやカリウム、ビタミンCなど栄養価が高いので毎日食べてもいいでしょう。

リコピンは動脈硬化や心筋梗塞などの原因になる活性酸素の増加を抑える抗酸化作用があり、血流を良くする働きがあります。カリウムは体内の余分な塩分を排出し、むくみや高血圧予防の効果があります。トマトはつわりで苦しむ妊婦さんにとってはメリットがいっぱいの野菜です。

OL

(30代前半)

うちの母は私を妊娠中、一時期トマトしか食べれなかったそう。私の苦手な食べ物はトマト…お腹にいるときにたくさん食べ過ぎたのかもしれません。なんだか面白いですね。