妊娠後期の過ごし方!出産準備までにやるべき事やトラブル対策などを紹介!

【医師監修】出産が間近に迫った妊娠後期はどう過ごせばいいのでしょうか。妊娠後期特有のマイナートラブルとその対策、また出産準備までにやるべき事など妊娠後期の過ごし方について、先輩ママの体験談やドクターの助言を交えて紹介します。妊婦さんはぜひ参考にしてください。

Contents
目次
  1. 妊娠後期は出産間近!
  2. 妊娠後期に起こるトラブルに注意!症状・対策法を紹介
  3. 妊娠後期の過ごし方の注意点は?
  4. 妊娠後期の出産準備までにやるべきことは?
  5. 妊娠後期にしかできない事もある!〜先輩ママの体験談〜
  6. 妊娠後期にやれば良かったと後悔した事は?〜先輩ママの体験談〜
  7. 残りわずかマタニティライフは出産に備えよう!

妊娠後期は出産間近!

もうすぐ可愛(かわい)い赤ちゃんと出会える妊娠後期の時期は、妊婦さんにとって特別な時期です。マタニティライフの中で正産期を間近に控えた9カ月目は臨月の時期でもあります。妊娠後期の特徴や注意点について紹介します。妊娠後期ならではのトラブル対処法や過ごし方も紹介します。

また、妊娠後期だからこそできるおすすめのやって良かったことや、やればよかったと後悔していることを先輩ママの体験談で紹介します。

過ごし方が気になる妊娠後期とは

過ごし方が気になる妊娠後期とは妊娠してから8カ月~10カ月を指しています。ちょうど妊娠28週目から39週目の期間ですね。36週目からは臨月に入ります。母体はお腹が大きく膨らみ、お腹の中の赤ちゃんは大きく成長して内臓器官や神経系統が発達してくるでしょう。

なお、妊娠22週0日から妊娠36週6日の間に赤ちゃんが生まれた場合は早産と言われており、兆候として陣痛が早めに訪れます(※1)。

産後3カ月ママ

30代

妊娠後期の特徴はお腹が赤ちゃんの成長で大きくなることで、体の節々が痛いことです。私の場合はマタニティヨガでしっかり動いて腰は気をつけました。

(妊娠後期については以下の記事も参考にしてください)

【医師監修】妊娠28週の妊婦・胎児の状態は?症状と注意点!妊娠後期の体験談も!

妊娠後期に起こるトラブルに注意!症状・対策法を紹介

赤ちゃんがお腹のなかで大きく成長する妊娠後期は、大きくなったお腹の影響によって母体に小さな問題が起きやすいのが特徴です。一般的にマイナートラブルと呼ばれる小さな問題に対処するためにも、その症状や対策法を参考にしてください。

先輩ママ

20代

妊娠後期でマイナートラブルに悩まされました。そんなときは母親の体験談も参考になりますよ。

妊娠後期のマイナートラブル①:貧血

妊娠後期の注意点として貧血が挙げられます。貧血は妊娠中には血液を構成する「血漿(けっしょう)」が赤血球よりも多く生成されるために起こるものです。妊娠後期の妊婦さんに現れる症状であり「水血症」と呼ばれています(※2)。特に9カ月目に入ってからは症状がわかりやすくあらわれる人もいます。

貧血によるめまいなどの症状がつらい場合は、かかりつけの医師に相談して処置してもらうのがよいでしょう。また、普段の食事では鉄分を多く取るように心がけましょう。

妊娠後期のマイナートラブル②:頻尿・尿もれ

マタニティライフも9カ月ごろや臨月に入りだすと、赤ちゃんの成長でお腹が大きくなって膀胱が圧迫され、頻尿や尿もれなどの症状が出やすくなります。尿意があるときにトイレを我慢することは体にもよくありません。尿意を感じたらすぐに用を足すようにしましょう。

市販品の尿もれ対策のパッドなどを使用することで、精神的にも安心できるのでおすすめです。妊娠後期にはどうしても現れやすい症状なので、この点も留意しておきましょう。

2児の母

30代

妊娠中に尿もれは恥ずかしくない事です。妊娠後期はパッドを使ったり、周囲の人に尿意を理解してもらったりと、ちゃんと対策をとれば大丈夫でした!

島袋史

産婦人科医

尿漏れパッドを使用すると、外陰がかぶれたり、膣内環境の悪化を招くことがあります。尿漏れ対策には、綿100%の赤ちゃん用さらしオムツや量が少ない場合には布ナプキンなどを活用しましょう。

妊娠後期のマイナートラブル③:動悸や息切れ