妊娠初期・超初期の喉の痛みの原因は？いつまで続く？薬以外の対処法も紹介！

妊娠初期・妊娠超初期の喉の痛みへの対処法には「しょうが湯」もあります。しょうが湯を飲むと身体が温まり、免疫力アップの効果が期待できるでしょう。つわりの際の胃のむかつきや風邪の予防にもおすすめですが、しょうがは刺激のある食品でもあります。「早く喉の痛みを治したいから」と飲み過ぎず、適度な量を摂取するように気を付けましょう。

「はちみつレモン」も、広く知られている喉の痛みへの対処法のひとつです。はちみつ漬けにしたレモンを紅茶・白湯に乗せて飲むと、喉の炎症や痛みの緩和が期待できます。レモンをしっかり洗い、薄い輪切りにスライスしてはちみつに一晩漬け置きするだけで完成です。

「レモンが手元にない」「レモンの酸味が苦手」という妊婦さんは、レモンの代わりに大根を使ってみましょう。

「玉ねぎ」を使った喉の痛みへの対処法もあります。具体的には「薄いスライス状にカットした玉ねぎのにおいをかぐ」「就寝時に枕元にスライス玉ねぎを置く」といった方法です。硫化アリルという玉ねぎに含まれる成分は、喉の痛みに効果的だとされています。

ただ、硫化アリルは非常に刺激が強い成分です。においをかぐ際には距離をとったり、濡れたガーゼをかぶせたりするなどの工夫をしてみてくださいね。

妊娠初期・妊娠超初期の喉の痛みの対処法としては「ツボ押し」も挙げられます。数多くあるツボのなかでも、特に喉の痛みに効果的だとされているのが「尺沢（しゃくたく）」です。尺沢は、ひじを曲げた際にできるしわの中央付近にある腱のすぐ外側にあります。ゆっくりとした呼吸のリズムに合わせながら、ぐっと10回程度押してみましょう。

（妊娠中のツボ押しについては以下の記事も参考にしてみてください）

妊娠初期・妊娠超初期の喉の痛みには「首周りを温める」という対処法もおすすめです。首から肩のあたりまでを温めるようにすると、血液やリンパの流れも良くなって免疫力が高まります。ネックウォーマーやマフラー、タートルネックのトップスなど、首周りが温まるアイテムを服装に取り入れてみてくださいね。

「部屋の湿度調整」も、妊娠初期・妊娠超初期の喉の痛みに効果的な対処法です。空気の乾燥は喉の痛みや炎症を悪化させたり、ウイルスを活発にさせたりすることにつながります。また、喉がうるおった状態を保てる湿度は、およそ50～60％です。「加湿器を使う」「濡れタオルを部屋に干す」などして、部屋の湿度調整に気を配ってみましょう。

手軽に実践できる妊娠初期・妊娠超初期の喉の痛みへの対処法には「マスクの着用」があります。鼻づまりなどが原因で口呼吸になりがちな妊婦さんには、特にこの対処法がおすすめです。マスクを着用することで喉の乾燥を防げるため、痛みの緩和にもつながるでしょう。また、マスクの着用は風邪やインフルエンザといった感染症の予防にも非常に効果的です。