妊娠初期に飛行機は大丈夫?放射線の影響がある?海外旅行は要注意!
【医師監修】お仕事の都合や帰省するためなど、妊娠初期にどうしても飛行機に乗らなければならないことも出てきます。妊娠がわかる前に旅行の予約をしてしまった、なんてこともあるでしょう。妊娠初期に飛行機に乗った時に考えられるリスクや、飛行機に乗る際の注意点などをご紹介します。
妊娠超初期・妊娠初期に飛行機に乗っても大丈夫?
妊娠してからもお仕事や帰省などで飛行機に乗らなければならない方もいるのではないでしょうか。また妊娠する前に、海外旅行の予約をしていたなどといったこともあるかもしれません。そんな時に気になるのが、おなかにいる赤ちゃんへの影響ですよね。
特に妊娠超初期の一ヶ月目や妊娠初期の二ヶ月目、つわりの症状が出始める三ヶ月目は、周りの方への報告がまだできないということもあり気になるところです。不安の多い妊娠超初期・妊娠初期に飛行機に乗ることで、どのような影響があるのかについてご紹介します。
妊娠超初期とは?

妊娠超初期とは妊娠一ヶ月目である妊娠0週から妊娠3週の時期を指し、妊娠の週数の数え方は最終月経の開始日からカウントします。まだ実際の受精卵ができあがっていない時期から、妊娠期間が始まることになるのです。そのため妊娠したかもしれないと体の変化を感じられるのは、卵子が排卵され受精し着床したであろう妊娠2週目の半ばごろからとなります。
妊娠検査薬は月経予定日の一週間後から使用できるものが多いです。その頃には妊娠二ヶ月に入っており、妊娠一ヶ月目の妊娠超初期となると、妊娠検査薬で反応を見ることのできる時期よりも前になります。
リエ先生
産婦人科医
飛行機の搭乗が直接胎児に悪影響を与えることはありませんが、妊娠初期は悪阻やホルモンの影響で、体調が不安定になるため、注意が必要です。
(妊娠超初期については以下の記事も参考にしてみてください)
妊娠初期とは?

妊娠初期とは妊娠「二ヶ月目」「三ヶ月目」「四ヶ月目」の期間のことを指します。妊娠二ヶ月目というと生理予定日を過ぎたころになり、妊娠検査薬でも反応を見られる時期です。週数でいうと妊娠4週から7週を指します。妊娠検査薬で陽性反応が出たら産婦人科を受診し、エコーで赤ちゃんの入る袋である「胎嚢(たいのう)」を確認できるかもしれません。
妊娠三ヶ月になると産婦人科のエコーで赤ちゃんの姿を見ることができます。週数は8週から11週です。つわりの症状が出てきて、妊婦さんは辛い時期かもしれません。妊娠12週から15週は妊娠四ヶ月にあたり、体調が落ち着いてくる妊婦さんも増えてきます。つわりの重さは人によって異なるので、無理せずに過ごすことが大切です。
(妊娠初期については以下の記事も参考にしてみてください)
妊娠中に飛行機に乗るときのルール
妊娠中に飛行機に乗るためには、決められたルールがあります。出産予定日の28日以内に搭乗する場合は、国際線・国内線ともに「医師による診断書」が必要です。国際線では出産予定日の14日以内に、国内線では出産予定日の7日以内に搭乗する場合は「医師の同伴」が必要となります。(※1)
「妊娠超初期」「妊娠初期」「妊娠中期」には診断書は不要である航空会社が多いですが、念のため事前に確認しておくと安心です。妊娠初期には診断書は不要とのことですが、もしも妊娠後期に帰りの飛行機に乗る可能性が出てくる場合は、注意する必要があるでしょう。
妊娠初期の飛行機移動はこんなリスクが
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