妊娠初期に空腹感が続く原因は?気持ち悪い時の対策法・注意点を紹介!

【医師監修】妊娠初期に、空腹が続いてつらいということはありませんか?妊娠初期の空腹の原因、空腹にともなって起こる吐き気・胃痛などの対策法や、注意しなくてはいけない点について紹介します。また、妊娠初期の空腹を乗り越えた先輩ママの体験談も紹介するので参考にしてみてください。

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Contents
目次
  1. 妊娠初期の空腹がつらい…
  2. 妊娠初期の空腹の原因は?
  3. 妊娠初期の空腹に耐えられない時の対策法
  4. 妊娠初期の空腹時の注意点
  5. 妊娠初期の空腹…どう乗り越えた?〜先輩ママの体験談〜
  6. 妊娠初期の空腹…気楽に考えて
妊娠初期に気をつけること20選!過ごし方の注意点や中期以降の準備など!

妊娠初期の空腹時の注意点

妊娠初期の空腹時の行動や、妊娠初期に空腹が続くときの注意点を紹介します。参考にしてみてください。

妊娠初期の注意点【炭水化物のとりすぎ】

妊娠初期の空腹時には、炭水化物の摂りすぎに注意しましょう。妊娠初期の空腹の原因には血糖値の低下が考えられます。血糖値を上げるために、身体は炭水化物を欲しいと感じるようになるのです。

しかし、炭水化物は体重の増加にもつながりやすく、カロリーの高いものが多くあります。炭水化物は普段の食事でも十分に摂取できていることが多いでしょう。空腹を感じたときに炭水化物で空腹を満たしてしまうと、炭水化物を摂りすぎる可能性が高くなります。

妊娠初期の注意点【体重増加】

空腹が続くと、食べる量も多くなります。体重増加には注意しましょう。妊娠すると羊水や胎盤の重量が加わりますし、赤ちゃんも大きくなるので自然と体重増加が起こります。

急な体重増加は身体によくありませんし、妊娠後期に食生活の制限を受ける可能性もあるでしょう。しかし、食べつわりで空腹がつらいママもいるでしょう。空腹を耐えすぎたり、体重増加を気にしすぎると、ストレスになってしまいます。体重増加についても、心配なママは医師に相談しましょう。

美容師

20代後半

空腹に負けてついついたくさん食べちゃった。健診の時に先生から注意されたよ。なるべくこまめに食べるようにはしてたけど、全体的に見たら食べる量が増えてたみたい。もっと体重意識すればよかった。でも赤ちゃんは元気に生まれてきてくれた。

妊娠初期の注意点【胃薬】

胃痛がひどいと、胃薬を飲みたくなるかもしれません。しかし、妊娠初期は赤ちゃんの様々な器官が形成されており、薬の服用は影響を与える可能性が高いと言われています。薬を飲むのが心配なママも多いでしょう。

妊娠が発覚する前に服用した胃薬はほとんど影響を及ぼさないと言われます。しかし、妊娠がわかってからは気を遣うようにしましょう。胃薬と言っても成分はさまざまなので、医師や薬剤師に相談するのがいいでしょう。また妊娠中は薬の容量用法を守ることが大切です。

会社員

30代前半

薬はよくないって思い込んでいたのですが、胃痛がひどいときに医師に相談したら、妊娠中でも大丈夫なものをすすめてくれました。医師に言ってもらえると安心して飲めます。あまり胃痛がひどいと食欲がなくなるときもあるので、結果よかったです。

カズヤ先生

産婦人科医

胃薬には薬理効果ごとに数種類あります。 セルベックスやテプレノン、ムコスタのような、いわゆる胃粘膜保護剤は妊娠中でも問題なく使用できます。 胃潰瘍などに処方されるがずたーのようなH2ブロッカーや、PPI(プロトンポンプインヒビター)の作用を持つ薬剤は注意が必要です。

妊娠初期の注意点【夜食】

睡眠の前に空腹の状態を感じることがつらいママもいるでしょう。しかし、夜食を食べるときには注意が必要です。眠気があったとしても、空腹の状態では眠りにくいです。なにか食べたほうが眠りにつきやすいでしょう。しかし、眠る前の食事は胃への負担が大きいので、胃痛や吐き気の原因にもなります。

刺激物や大量の食べ物は避け、なるべく少量で空腹を満たしましょう。あたたかい飲み物やスープはお腹にたまりますし、胃への負担も少ないので夜食としておすすめですよ。

主婦

40代

妊娠初期は食事の準備をするときに、少しずつ食べられるものを作り置きしました。空腹が続くと辛く、欲しいときにすぐ食べたいし…。毎回作るのも負担になります。夜は少量だけがよかったので、この方法はおすすめです。

妊娠初期の注意点【刺激】

刺激の強いものは満腹感を得やすいです。しかし妊娠初期は、刺激の強い食べ物は注意が必要です。刺激物の中には、美味しいものがたくさんあり、刺激物が好きな女性も多くいます。しかし、刺激の強い食べ物は内臓系に負担がかかってしまいます。

負担がかかると胃痛や吐き気が起こること可能性が出るのです。空腹状態が多く、食事の回数が増えている状態であれば、胃への負担はいつもより減らしたほうがいいでしょう。刺激の強い食べ物は、控えめにしましょう。

妊娠初期の注意点【虫歯】

妊娠初期は虫歯になりやすいと言われています(※4)。妊娠時は体調の変化が起こりやすく、虫歯になりやすいママが多くいます。さらに、妊娠初期のつわりで空腹を感じる人は食事の回数が増えるため、歯磨きをおろそかにしがちになります。

食事をこまめに分ける場合は、なるべく食事の時間を決めるのがおすすめです。食事の時間を決めることによって歯磨きの時間も決まるので、歯磨きのし忘れがなくなります。