逆子はツボ押しで治す？やり方は？よく効く至陰・三陰交の場所も紹介！

逆子に効果的なツボを紹介します。「至陰」と「三陰交」というツボは、女性なら1度は耳にしたことがあるかもしれません。三陰交は特に女性特有の症状に効くツボなので、この機会に場所を覚えてみてください（※4）。

（陣痛を促すツボについては以下の記事も参考にしてください）

至陰というツボは、足の小指のすぐ外側の位置にあります。「逆子に効くツボといえば至陰」といわれているほど有名なツボですよ。至陰を刺激すると副腎皮質ホルモンがたくさん分泌され、胎児の動きや子宮の動きを活発にできるといわれています。胎児がお腹の中で活発に動くことで、赤ちゃんが回転をする可能性が高くなるといえるでしょう。

至陰を刺激すると血行を改善することもできます。お腹をあたためれば赤ちゃんが運動をしやすくなるので、逆子がを治したり、便秘を改善することもできます。

至陰を指やお灸で刺激することは、逆子のほかに難産・頭痛や腰痛の改善などにも効果的だといわれています。妊娠中のトラブルを解消できるツボですので、ぜひ押してみてくださいね。

くるぶしの頂点から指4本分上がった位置の、太い骨の横に三陰交というツボがあります。三陰交を刺激すると、子宮の周りや胸周りなどの冷えを解消できるといわれています。冷えが解消されれば赤ちゃんが運動しやすくなり、逆子が自然に治るという考え方から、逆子に効くツボとして知られているです。

ただし、三陰交を押すと体の深い場所まで作用してしまいます。妊娠初期の妊婦さんの体には刺激が強いので、三陰交を押さないように気を付けてくださいね。三陰交を押す前に、医師に確認をしてみることをおすすめします。

三陰交は、逆子の治療以外にも、いろいろなことに役立ちます。例えば、生理痛や更年期障害などです。至陰と一緒に押すことでより大きな効果が期待できますので、ぜひ試してください。

逆子を治すツボ押しは妊娠30週目以降の、赤ちゃんの発育が安定したころに始めてみましょう。

妊娠初期に至陰や三陰交を押してしまうと、体への刺激が強く、胎児や妊婦さんに悪い影響を与えてしまう場合があります。くれぐれも妊娠初期など、妊娠30週目以前にツボ押しをしないように気を付けてくださいね。

（胎児の性別の判断がいつからできるのかについては以下の記事も参考にしてください）

逆子を治すためにツボ押しをする際の注意点を紹介します。

手で押すだけの簡単なやり方で逆子を治せるのなら、今日からでも毎日ツボを押したいと感じる妊婦さんは多いことでしょう。鍼灸院に毎日通うのは体力的にも金銭的にも負担になりますので、なるべく避けたいです。しかし、ツボの場所は体格やその日の体調に左右されることも多いので、初めてツボ押しをする場合は必ず鍼灸院で施術をしてもらいましょう。

一度鍼灸院にいけば、家でツボ押しをする時の方法や注意点もしっかり指導してもらえます。また、そもそも鍼灸などが体に合わない場合もありますので、ツボ押しをしたいと思った時点で産婦人科の医師に相談することも忘れないでください。

医学的には効果が証明されていないツボ押しですが、本当に逆子に効果があるのでしょうか？逆子をツボ押しで治したママの体験談を紹介します。