妊婦はひじきを食べていいの?摂取量に要注意!ヒ素による影響を解説!
【医師監修】ひじきに含まれる栄養素の「ヒ素」が妊婦に及ぼす影響や、1日に食べられるひじきの摂取量やヒ素の含有量について詳しく紹介します。妊婦がひじきを食べる際にヒ素を減らす調理法や、食べる際の注意点などもありますので参考にしてみてください。
妊婦はひじきを食べていいの?ヒ素が危険?

ひじきは食物繊維などの栄養素も多く含まれているため便秘にも一役買ってくれたりと人気の食材です。ひじきにはヒ素という成分が含まれています。
ヒ素という聞きなれない言葉を聞くと、お腹の子供に悪影響はないのかなど心配になってしまいますよね。こちらでは、妊婦が妊娠中に食べられるひじきの摂取量やその調理法などを紹介します。
妊娠中の食材は特に気を使うところですので、摂取量や調理法に気を付けて賢く栄養素を摂取していきましょう。
(妊娠中期の食事については以下の記事も参考にしてみてください)
妊娠中に食べられるひじきの摂取量は?

ひじきには確かにヒ素が含まれていますが、妊娠中は食べてはいけない食材というわけではなく、過剰に摂取しなければ特に問題はありません。では、1日に摂取できるひじきの量はどのくらいなのでしょうか?
妊婦が1日に摂取できるひじきの量
1児のママ
20代後半
ひじきは健康にいいものだと思ってた。妊娠して初めて、ひじきにヒ素が入ってるって知りました…妊娠してからはじめて栄養素に対して真面目に考えるようになったけど、考え始めたらきりがなくて毎日のごはん作りに戸惑います。
ヒ素が含まれていると聞いては、普段の食材として食卓にあげるのが怖い…と感じる人も多いですよね。乾燥ひじきは1週間に33g程度までなら摂取してもよいと言われていますが、毎日5gほどに分けて摂取するのがいいでしょう(※1)。また、乾燥ひじき5gは小鉢1杯分程度の量に相当します。
ひじきは妊婦に必要な栄養素も持っている
ひじきはたくさんの栄養素をもった食材のひとつです。しかし、ヒ素が入っていると聞いて敬遠してしまう人も多いようです。ヒ素の過剰摂取は妊婦や妊婦でない人にもよくありません。しかし、ひじきに含まれているのはヒ素だけではありません。たとえば、妊娠中に不足しやすい鉄なども多く含まれています。
過剰摂取はよくありませんが、摂取量を守っていればむしろ摂った方がいい食材といえます。
カズヤ先生
産婦人科医
妊娠中に不足しやすい鉄分を補えるのは非常に重要です。 妊娠中は赤血球が増産体制に入り、さらに胎児へ必要な鉄分が移行するので、 慢性的な鉄分不足から鉄欠乏性貧血に陥ります。 定期検診で貧血が進行していれば、鉄剤の処方が行われますが、普段の食事で鉄分を補うように心がけるのも重要でしょう。
妊婦がひじきを食べ過ぎた場合どうなる?

妊婦にとって必要な栄養素をたくさん含んでいることはわかりましたね。しかし、もしも妊婦がひじきを過剰摂取してしまった場合には、一体どんな症状が起こるのでしょうか?また、症状が出るのはママの身体だけなのか、お腹の中の赤ちゃんにも何か影響が出るものなのか、詳しく紹介していきます。
妊婦がひじき過剰摂取した時の影響【嘔吐や食欲減退】
妊婦がひじきを過剰摂取してしまった場合、ヒ素による慢性中毒の症状があらわれることがありますので、注意が必要です。しかし、嘔吐や食欲減退などの症状は妊娠中であれば、つわりなどでもよく見られる症状です。体調の変化を感じたら早めに医師に相談するのが望ましいでしょう。
(妊娠初期の胃もたれについては以下の記事も参考にしてみてください)
妊婦がひじき過剰摂取した時の影響【皮膚の炎症】
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