妊娠中に退職するタイミングは?保険の手当など、もらえるお金の手続きについても!

妊娠中の退職はどうする?妊娠で退職をするベストなタイミングや、妊娠での退職でもらえるお金は何があるのか、その申請の仕方について解説します。退職する際の注意点や、退職した後の過ごし方も紹介するので、参考にしてみてください。

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Contents
目次
  1. 妊娠したら仕事はやめるべき?
  2. 妊娠して退職する理由は?
  3. 妊娠中の退職でベストなタイミングは?
  4. 失業保険など妊娠での退職でもらえるお金は何がある?
  5. 妊娠中に退職したら保険証はどうなる?扶養に入れるの?
  6. 妊娠での退職の場合の住民税・年末調整・確定申告は?
  7. 妊娠して退職した場合「国民保険」の手続きもしなくてはいけない?
  8. 妊娠中に退職する際の注意点!
  9. 妊娠をして退職する際の挨拶・スピーチは?
  10. 妊娠をして退職した後の過ごし方!
  11. 妊娠での退職をする前に正しい知識をつけておこう!

妊娠中の退職時期【妊娠発覚してすぐ】

主婦

20代後半

もともと体力的に自信がなかったので、妊娠がわかってからはすっぱりとやめました。私の仕事はそんなに引継ぎが必要なわけでもなかったし、職場の人数的にも余裕があったからできたことかもしれないけど、つわりもひどかったから結果としてはよかった。

妊娠が発覚して早い段階で退職すると、仕事による体への負担を軽減することができます。つわりなどに悩まされるのは、妊娠初期が多いです。また、安定期に入るまでは、体調面でも注意が必要です。

妊娠が発覚してすぐの退社はバタバタして忙しいかもしれませんが、安静にしておきたい場合には、ベストタイミングと言えるでしょう。ただ、急な体調の悪化などでなければ、職場の事情を考慮しつつタイミングを選んでもいいでしょう。

(妊娠初期の仕事については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠初期の立ち仕事は胎児に悪影響?流産するリスクが高まる?腹痛などの症状に要注意!

妊娠中の退職時期【妊娠中期】

妊娠中期の退職は、仕事の引継ぎがスムーズにいく場合が多いです。妊娠が発覚してすぐに退職の意思を伝えれば、比較的余裕をもって次の人に仕事を引き継げるため、円満な退社が望めます。

また、中期はだんだんとお腹が大きくなってくる時期です。体力面に不安を感じる人も多く、通勤時に苦労する人も増えます。仕事を辞める時期に妊娠中期を選択するのはおすすめです。

妊娠中の退職時期【妊娠後期】

アパレル

30代後半

私は妊娠後期まで仕事続けました。幸いつわりもそこまでひどくなくて、重たいものを持ったりとか体力的にきつい仕事は周囲がサポートしてくれました。引継ぎも余裕をもってできて私も安心感あったし、この時期までつづけてよかった。

妊娠後期まで仕事を続けると、経済面でのメリットが大きいです。これから出産・育児を控えていることを考えると、働けるうちに稼いでおきたいと考える人は多いですよね。無理は禁物ですが、後期までしっかり働くという選択もいいでしょう。

後期まで働くと、妊娠中期で退職するよりも仕事の引継ぎに余裕があります。職場の人手が少なく、次の人材を雇う必要があるという会社にとってはありがたいでしょう。

妊娠中の退職時期【就業して1年後】

自分が仕事についてから1年が経つタイミングで退社するという選択肢もあります。働き始めて1年未満で退社するのと、1年が経過してから退社するのでは、失業保険の給付日数が変わってくるのを知っていますか?

また、就業してから5年が経過しても給付日数は増えます。そういった時期を計算して、やめるタイミングを考えましょう。あと数ヶ月で就業日数が1年や5年になる人は、そこを区切りと考えてもいいですね。

失業保険など妊娠での退職でもらえるお金は何がある?

妊娠を機に退社するとなると、金銭的な不安もありますよね。もらえる給付金については、しっかり把握しておきましょう。

妊娠中の退職でもらえるお金【失業保険】

退職後にもらえるお金といえば、失業保険を思い浮かべる人も多いでしょう。妊娠を機に退社した場合でも、失業保険を受け取ることができます。ただし、失業保険は求職中に受け取ることができるお金なので、注意が必要です。

妊娠中は求職活動が難しくなるため、受給期間の延長を申請しておきましょう。受給期間を4年間に延長することができ、出産後の求職活動中に受け取ることができます。延長手続きは、退職翌日の30日後からその後1ヶ月までの間に行うことができます。離職票をもってハローワークに行きましょう。

妊娠中の退職でもらえるお金【出産育児一時金】

会社員

20代

出産育児一時金で、出産費用はほとんどまかなえました。出産に関しては保険適応外なので、本当に助かりました。妊娠するまで給付金関係は無知だったけど、ちゃんと知っておかないといけないと思いました。

健康保険に加入していれば、出産育児一時金を受け取ることができます。妊婦さん本人が加入していなくても、配偶者が加入していれば同じように給付金を受け取ることが可能です。

健康保険、国民健康保険どちらでも出産育児一時金を受け取ることができますが、国民健康保険の場合は、自治体によって金額が異なる場合があります。健康保険に加入している場合、1児につき42万円が支給されます(※1)。

医療機関に出産育児一時金制度を利用する申し出を行いましょう。医療機関が制度を採用していない場合は、医療機関で記入してもらった申請書を加入している保険組合に提出しましょう。

(育児休業給付金については以下の記事も参考にしてみてください)

育児休業給付金の支給日は?遅い場合はどこに問い合わせすればいい?