妊婦はアイスを食べていい?妊娠中に注意すべき種類・許容量・時期を解説!

【医師監修】妊婦さんでも、アイスを食べたいときはありますよね。妊娠中にアイスを食べてもいい時期や、1日に食べてもいい量、カフェイン入りの抹茶味など注意するべき種類について紹介します。また、アイスを食べない方がいいケースや、妊婦の体に優しいオススメのアイスや食べ方も紹介!

( 2ページ目 )
Contents
目次
  1. 妊婦はアイスを食べても大丈夫?妊娠初期はNG?
  2. 妊婦が1日に食べてもいいアイスの量は?
  3. 妊婦がアイスを食べない方がいいケースは?
  4. 妊婦が注意するべきアイスの種類は?抹茶など!
  5. 妊婦の体に優しいオススメのアイスや食べ方は?
  6. 妊娠中にアイスを食べる際の注意点
  7. 妊娠中に食べるアイスは種類や量に注意しよう!
妊娠超初期の頭痛の原因と対処法!妊娠超初期に現れる症状について

検診前

基本的には毎日アイスを食べても問題はないですが、検診前日には食べない方がいいでしょう。1日1個なら問題はありませんが、それでもアイスは糖分が多く、カロリーが高いです。検診の前日に食べてしまうと、検査結果に影響が出ることがあります。

アイスは血糖値が上がりやすい食べ物です。検診当日や検診前日の夜は特に気を付けましょう。

発熱時

風邪をひいたときや発熱時には、できればアイスを食べるのは控えましょう。風邪で熱があるときは、冷たいものが食べたくなるでしょう。発熱により食欲が落ちることもあるため、アイスのようなさっぱりしたものは風邪のときに食べやすく、人気があります。

しかし、身体はウイルスと闘うために発熱します。アイスは体を内側から冷やしてしまうため、発熱時にはおすすめしません。

あまりにも食欲がなく、アイスなら食べられるという場合は例外です。風邪の時に栄養を摂ることは大切ですし、水分も摂ることができるので、ほかに何も食べられない場合はアイスを食べてもいいでしょう。

(妊娠中の風邪については以下の記事も参考にしてみてください)

妊婦が風邪をひいたら?治し方は?赤ちゃんに影響は?予防法も!

妊婦が注意するべきアイスの種類は?抹茶など!

種類によっては、妊娠中に注意が必要なアイスもあります。妊婦さんが食べるときに注意してほしいアイスの種類とその理由について紹介します。

抹茶

抹茶にはカフェインが含まれているため、抹茶味のアイスには注意が必要です。カフェインは紅茶や緑茶などにも含まれています。妊婦さんはカフェインを過剰に摂取しないようにと聞いたことはありませんか?特に妊娠初期にカフェインを摂取することで、赤ちゃんの成長に影響を与える恐れがあります。

アイスの種類によってはカフェインが含まれているものもあります。抹茶やチョコレート味のアイスにはカフェインが含まれているため、選ぶときには注意しましょう。ただし、カフェインが含まれているものも、全く食べてはいけないというわけではありません。

好きなものを我慢するほうが体に悪いともいわれており、コーヒーも1日1杯であれば大丈夫です。同じように、抹茶アイスも1日1個食べる程度は問題ありません。抹茶アイスを食べるときには、カフェインの摂り過ぎにならないように、カフェインの含まれている飲み物は控えましょう。

(妊娠中のカフェインについては以下の記事も参考にしてみてください)

妊婦はカフェインに注意!可能な摂取量は?妊娠初期から胎児に影響が?

チョコミント

女性

20代後半

私はつわりのときにチョコミントアイスが手放せませんでした。もともと好きだったんですが、気分がすっきりしてとても食べやすかったです。カロリーを気にして控えめにはしていましたが、食欲がない時期に助けられました。

チョコミントも妊娠中は注意したほうがいい種類のアイスです。チョコレートにはカフェインが含まれているため、1日の摂取量には注意が必要となります。チョコミントアイスに含まれている程度であれば問題ありません。普段からコーヒーや紅茶を飲んでいる人が追加でチョコミントアイスを食べるときには、カフェインの摂り過ぎに気を付けましょう。

チョコミントは清涼感のある味わいで、妊婦さんによってはつわりを軽減する効果もあるとされ、人気があります。ミントに含まれるメントールは満腹感を与えるともいわれており、空腹に悩まされている妊婦さんにも人気なのです。

しかし、メントールの成分は大量に摂取することで子宮を収縮させる恐れがあります。食べ過ぎなければ問題はありません。妊娠中はチョコミントアイスを1日にたくさん食べないようにしましょう。

ラムレーズン

妊娠中にラムレーズンのアイスを選ぶときは注意しましょう。ラムレーズンのアイスには、アルコールが含まれています。アルコールは胎児の体の形成に影響を与える恐れがあるため、妊娠中には避けたほうがいいとされています。

多くの妊婦さんが妊娠中の飲酒は避けているでしょう。しかし、アイスやお菓子に入ってアルコールには気づかないことも多くあります。ラムレーズンのアイスはアルコール濃度が高いものが多いため、食品の表示をよく見てから選びましょう。

アルコール濃度が高いものでも、すぐに胎児に影響が出るわけではありません。知らずに食べたとしても今後控えれば問題はないでしょう。

妊婦の体に優しいオススメのアイスや食べ方は?

妊娠中でもアイスを食べたいときのために、体に優しいアイスやオススメの食べ方を紹介します。