赤ちゃん・乳児が口内炎になる原因は?病院で治療すべき症状、予防法を紹介!
【医師監修】大人でも痛くて不快な口内炎!赤ちゃんの小さな口に口内炎ができたら、飲食ができず代わってあげたくなってしまいますよね。赤ちゃん・乳児が口内炎になる原因や、診断方法を解説します。病院に行くべき症状や治療法、家でケアする際のポイント、予防法もあわせてご紹介します。
口内炎の病院での治療法
病院では赤ちゃんの月齢にもよりますが、口内炎に塗る軟膏や悪化を防ぐためのうがい薬が処方されます。発熱している場合は解熱剤を使い、脱水が疑われる場合は水分補給の点滴をすることもあります。
より良い治療を受けるため、口内炎ができた時期、飲食ができなくなった時期、他の症状、発熱がある場合は口内炎と発熱のどちらが先かを医師に伝えるようにしましょう。
赤ちゃん・乳児の口内炎を家でケアする際のポイントは?
赤ちゃんにできた口内炎は、治るまでに時間がかかります。少しでも赤ちゃんの不快感を和らげるために家ではどのようなことに気をつけて対処すると良いのでしょうか。家でのケアのポイントを紹介します。
赤ちゃんが口にする食べ物に気をつける
大人でも口内炎があるときは、醤油やキムチなど刺激が強いものは避けたくなります。赤ちゃんの小さな口や柔らかい唇に口内炎ができたら、大人が十分に注意して食べ物をあげなくてはいけません。授乳の赤ちゃんにはおっぱいや哺乳瓶の乳首が患部に当たらないように工夫したり、スポイトなどで少しずつ飲ませてあげることも方法の1つです。
離乳食は、うどん・そうめん・スープ・豆腐・ゼリーなど、のどに通りやすいものにし、形状は離乳食初期のつぶした状態がおすすめです。酸っぱいものは口内炎にしみやすいので、りんごのすりおろしなど酸味があるものは避け、できるだけ赤ちゃんの痛みを軽減させてあげましょう。
赤ちゃんが脱水症状を起こさないよう注意する
最も注意すべきは赤ちゃんが脱水症状になることです。痛がるからと飲食をさせないと水分が摂れず、さらに体力が落ちてしまいます。体力がなくなると他の感染症にかかってしまうこともあるので、こまめな水分補給に心掛けましょう。
安易に市販薬を使用しない
薬局には赤ちゃんでも使用できる口内炎の薬が市販されています。口内炎は症状や原因もさまざまのため、安易に市販の薬を使うと返って悪化してしまう恐れもあります。乳児の口内炎は医師に相談なく市販薬は使用せず、病院で処方された薬を使用方法に従って使いましょう。
家族への感染予防を心掛ける
細菌やウイルスが原因の口内炎は、赤ちゃんもどこかで感染したのと同じように、家族にもうつる可能性があります。食事の際の食器を別にするだけでなく、手洗いうがいを徹底し、タオルは別にするなどの対処も大切ですね。特に月齢が低い兄弟への感染には注意が必要でしょう。
赤ちゃん・乳児の口内炎の予防法を紹介!
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