赤ちゃん・乳児が口内炎になる原因は?病院で治療すべき症状、予防法を紹介!
【医師監修】大人でも痛くて不快な口内炎!赤ちゃんの小さな口に口内炎ができたら、飲食ができず代わってあげたくなってしまいますよね。赤ちゃん・乳児が口内炎になる原因や、診断方法を解説します。病院に行くべき症状や治療法、家でケアする際のポイント、予防法もあわせてご紹介します。
一度できてしまった口内炎は治るまでに時間がかかります。痛がる赤ちゃんは可哀想で、看病するママも体力が落ちてしまいますね。できるだけ赤ちゃんに口内炎が発症しないようにするためには、何に注意すべきでしょうか。口内炎の予防法を見ていきましょう。
赤ちゃんの口の中を清潔に保つ
赤ちゃんの口の中を不衛生にしないことはウイルス感染の予防法の1つです。飲食のあとは歯磨きをして口の中を清潔に保つようにしてあげましょう。生え始めたばかりの小さい歯はこまめにタオルで拭くだけでも違います。
また口の中が乾燥していると細菌が増えるとも言われているので、お茶や水などを飲ませ口の中を潤しておくようにすると口内炎予防と水分補給にもなります。
(赤ちゃんの歯磨きについては以下の記事も参考にしてみてください)
栄養状態を管理する
大人も偏った食事が続くと口内炎や肌荒れなどさまざまなトラブルにつながりますが、赤ちゃんも栄養のアンバランスで口内炎が発症することがあります。皮膚や唇などの粘膜の維持に効果的と言われるビタミンB群(特にビタミンB2)を摂るようにすると良いでしょう。
母乳育児中のママは、ママ自身の栄養の偏りによって赤ちゃんが口内炎になりやすい状態になります。納豆、卵、乳製品などのビタミンを意識して摂取するよう心掛けることも対処法の1つです。
(産後の食事については以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃんの口内のやけどに注意
柔らかくて敏感な赤ちゃんの口の中や唇は、熱い飲み物や食べ物でやけどをしやすい傾向にあります。やけどをした患部が口内炎になることもあるので、赤ちゃんの口に入れるものの温度には気をつけましょう。
いくら欲しがっていても作りたての熱い食事は冷ましてから食卓に運び、ママの唇で1度温度を確認した上であげると良いですね。
赤ちゃんの体調管理に気を配る
過度な疲れやストレスがかかると、赤ちゃんも体力が落ち風邪など病気にかかりやすくなります。落ちた体力を元通りにするため体の中のビタミンを消費するので、ビタミン不足から口内炎を発症することもあります。
「疲れた」と話すことができない赤ちゃんに負担をかけないよう、無理な外出や睡眠の妨げになる状態が続かないように大人が気をつけてあげましょう。
赤ちゃんの口内に細菌が入らないようにする
口内炎には外傷性口内炎といって、怪我をした傷口からウイルスが侵入して発症するものもあります。転んで口の中や唇を切ってしまったり、赤ちゃんが口に入れたもので傷つけてしまう事もあるでしょう。
傷が口内炎になってしまったら、治るまでに1週間程度かかることになってしまいます。赤ちゃんの周りに転びやすいものがないように、口に入れては危険なものは手が届かないところに置くなど、環境にも十分に配慮することも対処法の1つです。
(おもちゃ収納術については以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃん・乳児の口内炎は症状によっては受診しよう!
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