母乳の授乳時間の目安は？新生児からの月齢別の平均や長い・短い時の対処法も！

母乳の出が悪い時には母乳マッサージをしてみるのも良いでしょう。

母乳マッサージでは母乳が増えない、ということは医学的に実証されています。しかし、乳腺の詰まりを取ることで母乳量の改善につながる可能性はあります。乳房の張りや詰まりが気になる場合は、試してみるのもいいかもしれません。

赤ちゃんがうまく飲めていなくて授乳時間が長くなっている時は、授乳の体勢を変えてみたり、くわえ方を確認してみるとよいでしょう。浅飲みの場合、母乳をうまく飲めず授乳時間も長くなる傾向にあります。乳輪までしっかりくわえさせるようなイメージで授乳してみましょう。

授乳時間が短い場合、赤ちゃんが授乳の途中で眠ってしまうという理由もよく耳にしますよね。授乳してすぐに赤ちゃんが眠ってしまうようなら、優しく起こしてあげましょう。

赤ちゃんの足の裏を優しくトントンと叩いて起こすと、また母乳を飲みはじめくれるはずです。あまりに短い授乳時間で眠ってしまう場合は、赤ちゃんに合った起こし方で目覚めさせてあげましょう。

また、赤ちゃんが授乳の途中で眠ってしまうようなら、早めに反対側のおっぱいを飲ませてあげるようにするのもおすすめです。反対側に早めにうつすことで赤ちゃんが目覚め、母乳をしっかり飲んでくれる可能性が高まります。

授乳の時の体勢が赤ちゃんにとって心地よくない場合も、授乳時間が短くなる傾向にあります。授乳時間が短い時は、赤ちゃんが安定しているか、母乳を飲みやすい体勢で授乳できているか確認してみましょう。

授乳中は10分ほど同じ体勢でいるため、赤ちゃんが疲れないように抱っこする必要があります。ママが楽だからと、赤ちゃんに無理な体勢はさせないよう注意しましょう。あくまでも赤ちゃんが安心できる体勢で授乳してあげることが大切です。

母乳の量が少ないことが原因で授乳時間が短い可能性もあります。単に母乳の分泌量が少ないということだけでなく、赤ちゃんが上手に母乳を吸えないこと、授乳の頻度に問題があることなども授乳時間が短くなる原因になりえます。

母乳が足りていないかも、と心当たりがあるママは医師に確認してみると良いでしょう。赤ちゃんの体重の増減やおしっこの回数などをもとに、母乳が足りているかを調べてもらえますよ。

赤ちゃんの授乳時間は、リズムをつかみ整えていくことも必要になります。ここからは、赤ちゃんの授乳時間のリズムをつかみ整えていくコツを紹介します。