3歳になっても喋らない原因は?発達障害を診断する方法や、体験談も多数紹介

【医師監修】3歳の子が喋らないのはどうして?3歳児の言葉の発達の目安や、3歳になっても喋らない場合の原因や発達障害の可能性があるのかをお伝えします。発達障害の特徴や、発達障害かどうかすぐに診断できるチェック表も紹介します。喋らない際の対処法や先輩ママの体験談も必見ですよ!

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Contents
目次
  1. 3歳児の言葉の発達の目安は?
  2. 3歳になっても喋らない原因は?発達障害の可能性も?
  3. 発達障害の特徴は?すぐに診断できるチェック表も紹介
  4. 3歳になっても喋らない場合に親が取るべき行動は?
  5. 3歳になっても全然喋らないのは大丈夫?〜先輩ママの体験談〜
  6. 言葉の発達が遅くても個人差があるから慌てずに!

こだわりが強い

発達障害の子供の特徴にこだわりが強いことが挙げられます。物事に没頭しすぎてしまったり、物や人に対して執着しすぎてしまったりすることもあります。

予定が変更になるとパニックになる

発達障害の子供は予定が変更になると、パニックを起こすこともあるでしょう。一度決まったルーティーンが崩れたり、想定外のことが起きたりすると混乱してしまったり、激しく泣いたり暴れたりすることもあります。

言葉が伝わりにくい

発達障害の子供は、言葉で伝えてもなかなか伝わりにくく、大人の指示が通らないこともあるでしょう。発達障害の子供の中には、耳から得られる情報よりも、眼から得られる情報のほうが優位な傾向にある子もいます。言葉で伝えるよりも絵や写真を見せるほうが理解しやすい場合が多いのです。

落ち着きがない

発達障害の子供は、落ち着きがない行動をとることもあります。興味がある方にすぐに走っていく、またはじっと座っていられないこともあるでしょう。順番を待つのも苦手な子もいます。

感覚過敏

発達障害の子供の中には感覚がとても過敏な子もいるでしょう。特定の音が苦手だったり、光がとてもまぶしく感じたり、食べものの味や触感が苦手で好き嫌いが多かったりすることもあります。体に触れられることを極端に嫌う子もいます。

コミュニケーションが苦手

発達障害の子は、会話のキャッチボールが苦手なことが多く、相手の言ったことをオウム返ししてしまったり、会話が一方的だったりすることもあるでしょう。また会話の中で内容が上手くかみ合わないこともあります。相手の気持ちを理解するのが苦手という子もいるでしょう。

発達障害の可能性を診断するチェック表

つぎは発達障害なのかどうかのチェック表をご紹介します。ただし発達障害といってもさまざまなタイプがあるので、すべてが当てはまることはないでしょう。一方で、チェック表の項目に当てはまるからといって、必ずしもお子さんが発達障害ということではありませんので注意しましょう。

発達障害があるのかどうかの判断はとても難しいと言われています。発達障害かどうかは、医師が子供の様子を見たり、知的能力や行動面の検査を行ったりすることで総合的に判断されます。まずは病院を受診するかどうかを検討する際に活用してみましょう。

生活面や学習面のチェックリスト

□会話のキャッチボールが苦手
□独り言が多い
□友達の輪に入らず、ほとんど1人遊びをしている
□こだわりが強い
□落ち着きがない
□お友達にすぐ手が出てしまう
□大声を出す
□音に敏感
□好き嫌いの差が大きい
□初めてのことに対して警戒心が強すぎる
□予定が変更したり、想定外のことが起きたりするとパニックになる
□場の空気が読めない
□整理整頓が苦手
□体に触れられるのを嫌う
□明るい場所よりも暗い場所を好む
□体を締め付ける衣服が苦手
□言葉がうまく出ない
□暗記が苦手
□得意なこと、苦手なことの差が大きい
□色々なことが気になり、集中力に欠ける
□運動するときの体の動きがぎこちない
□集団行動が苦手

3歳になっても喋らない場合に親が取るべき行動は?