3歳になっても喋らない原因は？発達障害を診断する方法や、体験談も多数紹介

3歳になっても子供が喋らない場合、順調に発達しているのか心配が付きまといますよね。親が取るべき行動はどんなことなのでしょうか？

3歳になっても喋らない、または言葉が遅いと感じる場合は、まずは3歳児健診で相談してみましょう。現時点で抱えている言葉の遅れの悩みを相談することで、今後どう対応していけば良いのかわかるでしょう。

3歳児健診を実施する地域の保健センターでは、日頃から言葉の発達に関する相談を受け付けています。3歳児健診で相談することができなかった場合も、電話で面談の予約ができるので問い合わせてみてくださいね。

地域の保健センターでは、個々の相談内容に合わせて、保健師の他にも小児科医や歯科医、言語聴覚士や心理士などの専門職による面談を設定してもらえる場合もあります。あらゆる角度から言葉の相談ができるのは心強いですよね。そのまま様子を見る場合もあれば、医療機関の受診を勧められたり療育機関を紹介されたりすることもあるでしょう。

3歳になっても単語が数個のみという場合など、言葉の遅れが心配なときは、小児神経専門医のいる医療機関を受診する方法もあります。小児神経専門医の多くは小児科で診療します。小児専門医のいる医療機関を探し、診察する日を確かめてから受診しましょう。受診の際は前もって予約が必要な場合もありますよ。

小児神経専門医は言葉の遅れや発達障害などを専門としています。聴力検査や発達検査、子供の行動や特徴を観察することで、言葉の遅れの原因を確認します。

専門家の指導に頼るのも1つの方法ですが、日常生活の関わり方を見直すことで言葉が引き出される場合もあるでしょう。

たとえば散歩をしているときに、お子さんが花をじっと見つめていることがあれば「お花だね」「いい匂いがするね」など、気持ちに寄り添いながら声掛けをすることで語彙も増えていくでしょう。子供が注意を向けた対象について、ママが言葉で伝えてあげることがポイントになりますよ。

また言葉の遅い子に話しかけるときは、なるべくゆっくり、はっきりと話すことを意識するのも大切です。単語と単語の間に間を置き、繰り返し丁寧に話してあげると良いでしょう。

（3歳児の成長を促す遊びについては以下の記事も参考にしてみてください）

専門家に相談する際は、子供の言葉の様子について聞かれますので、お子さんの言葉の現状を把握しておくことも大切です。普段の言葉のやり取りの中で、ママが気になっていることがあれば医師に伝えましょう。

保育園や幼稚園に通っている場合は、保育士や幼稚園教諭に園での子供の言葉の様子を合わせて聞いておきましょう。保育士や幼稚園教諭は日々たくさんの子供を見ています。専門的な目線で、お子さんの成長の様子を教えてくれますよ。

（保育園や幼稚園については以下の記事も参考にしてみてください）

3歳になっても全然喋らない場合は大丈夫なのか心配ですよね。先輩ママの体験談をご紹介しますので参考にしてくださいね。