抱っこ紐で自転車に乗れるのはいつから?抱っこは違反でおんぶは適法?

自転車を乗車する際の基本ルールをはじめ、抱っこ紐を使用して自転車を運転できる期間を紹介します。抱っこ紐で赤ちゃんと自転車に乗って起こった事故例や、抱っこ紐を使用して運転する際の注意点も一緒に見ていきましょう。実際乗車するときために見てみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 抱っこ紐で自転車を運転するのは法律違反?
  2. 抱っこ紐で赤ちゃんと一緒に乗車できるのはいつからいつまで?
  3. 抱っこ紐を使用した自転車の事故例
  4. 抱っこ紐で赤ちゃんと自転車に乗る際の注意点
  5. 抱っこ紐で自転車に乗る場合は抱っこはダメ!

抱っこ紐で赤ちゃんと一緒に自転車に乗車する際の押さえるべき注意点を紹介します。運転者がきちんと注意点を学んで、子供と楽しく自転車に乗れるようにしましょう。

住んでいる地域の交通規則を確認しよう

住んでいる地域によって自転車の交通ルールが少し異なります。自転車に乗車する前に住んでいる地域の警視庁のホームページから交通ルールを確認すると安心です。自転車乗車の際、抱っこ紐が使用できる幼児の年齢制限が4歳未満と定めている地域もあるので注意が必要です。

ヘルメットは必ず着用させる

「子供が嫌がるから…」「ちょっとそこまでだから…」とついついヘルメットをかぶせるのをやめてしまった経験はありませんか?事故はいつどこで起こるかわかりません。だからこそ自転車に乗車するときは必ずヘルメットを着用させましょう。

ヘルメットもブカブカだったりとサイズが合っていないとかぶせても意味がないので、きちんと子供の成長に合わせてベルトを調節します。乗車する際は、子供の頭に合ったサイズのヘルメットを必ずかぶせてあげましょう。

抱っこ紐をきちんと固定させる

抱っこ紐で子供をおんぶするので、自転車走行中はママからは後ろの様子が見られません。走行する前にちゃんと抱っこ紐が子供とママの体をしっかり固定しているか確認が必要です。抱っこ紐の調節が緩いと走行中に子供が落下してしまうといったリスクも高くなります。きちんと確認をしてから自転車に乗車しましょう。

おんぶは前抱っこの時よりも少し高い位置で固定すると安定します。隙間から赤ちゃんが落下しないよう細心の注意を払って確認しましょう。

シートベルトをきちんと締める

抱っこ紐がまだ使用できても、子供が1歳くらいになれば自転車についている子供用シートに座らせることができます。その際はきちんとシートについているシートベルトを着用させます。子供の体に合ったベルトの長さを調節して固定します。

自転車の前につける子供用シートは15kg未満(2歳頃まで)と制限されています。ある程度大きくなってきたら後ろにつけるタイプの子供用シートに移行しましょう。後ろにつける子供用シートは6歳未満まで使用できます。

天候の悪い日はなるべく自転車に乗らない

「天気が悪くても子供を連れて出かけなくてはいけない…」ということは、子育てをしているとよくあることです。ですが、天候が悪い中で自転車に乗車すると転倒・事故を起こすリスクも高くなります。できるだけ自転車で出かけるのは避け、時間に余裕を持って歩いていくなど交通手段を変えてみましょう。

交通ルールをちゃんと守ろう

時間が無く急いでる時やちょっとだからと、信号無視や道路横断をすることは絶対にやめましょう。子供を乗せながらの自転車走行では、1人で乗っている時よりバランスを崩しがちです。また、思いがけないところでハンドルを取られてしまったりと転倒や事故のリスクが高くなります。

急いでいる時こそ交通ルールをきちんと守り、無茶な運転はやめましょう。子供の命は運転者である大人にかかっています。ぜひとも安全運転を心掛けましょう。

抱っこ紐で自転車に乗る場合は抱っこはダメ!

「ちょっとそこまで行くのに…」「車だと混んでるから…」などさまざまな理由で自転車を利用するママも多いでしょう。保育園の送り迎えや買い物など子供を連れての移動手段として、日常的に自転車を利用しているママもいます。

「子供の様子も見られるから」とついつい抱っこ紐で前抱っこしたまま自転車に乗ってしまいがちです。しかし、前抱っこをしながらの自転車乗車には危険がたくさんあります。バランスを崩しやすかったり、前抱っこしてるせいで手元や足下が見えづらかったりと事故や転倒のリスクが高くなってしまいます。

抱っこ紐を使用して自転車に乗車する際は、必ずおんぶにしましょう。きちんと交通ルールを守って自転車に乗ることが大事です。子供と一緒に自転車に楽しく乗るためにも無理な運転はせず、安全運転を心掛けましょう。