生後6ヶ月のおもちゃのおすすめ22選！赤ちゃんが喜ぶ人気商品は？

生後半年の赤ちゃんは手触りのやわらかいものに触れると、ママのあたたかさを感じて安心します。ママのことが好きなのはミルクをくれるからではなく、やわらかな温もりをくれるからです。1950年代にハリー・ハーロウが、アカゲザルの赤ちゃんを使った代理母実験をしました。

最初の実験は針金で作った母親のモデルの側に置いて観察をしましたが、アカゲザルの赤ちゃんは好奇心を持たないサルに育ち実験は失敗に終わりました。次に針金で作ったミルクが出る母親のモデルと、スポンジを詰めた布製のミルクが出ない母親のモデルを使って実験をしています。この実験ではミルクを飲むとき以外は、布製の母親に抱きついてすごしました。

布製の母親のモデルに抱きついて育ったサルは、好奇心が旺盛なサルに育ち、実験は成功したのです。そしてハリー・ハーロウは、赤ちゃんにはあたたかいコミュニケーションが必要であることを確認しました。赤ちゃんにはママのようなやわらかな温もりが必要なのです。そして、赤ちゃんを抱きしめる積極的な愛情表現も必要であることを証明しました。

（赤ちゃんにおすすめの手触りがやさしいぬいぐるみは下記の記事を参考にしてください）

生後6ヶ月の赤ちゃんが喜ぶおもちゃとは、ママと一緒に遊べるおもちゃです。ハリ―・ハーロウの代理母実験で、赤ちゃんにはママとのコミュニケーションが必要であると証明されました。おもちゃは赤ちゃんの身体機能の発達をサポートしますが、心の成長に大切なのはママとのコミュニケーションです。

赤ちゃんはママのお腹の中にいるときから、ママとコミュニケーションを取るための能力を備えています。お腹の中では羊水に入っているため、外の音をプールの中で聞くようなものですが、ママの声は骨伝導でよく聞こえているといわれています。産まれて間もない頃の赤ちゃんの視力は弱く、焦点距離は16～25cmです（※）。

15～25cmの距離とは、ママが赤ちゃんを抱っこしたときの、ママと赤ちゃんの顔の距離です。生後6ヶ月もすると寂しい時にも泣くなど、感情も発達してきます。赤ちゃんの心の成長には、ママとのスキンシップがとても大切なのです。赤ちゃんはママとのスキンシップを通して、心と体が成長していきます。

（赤ちゃんに大切なスキンシップの効果や影響は下記の記事を参考にしてください）

先輩ママたちも選んだ、赤ちゃんが喜ぶおすすめのおもちゃをご紹介します。赤ちゃんがおもちゃに集中してくれると、家事もしやすくて時間と気持ちに余裕ができます。生後半年の赤ちゃんが喜ぶ人気のおもちゃや、プレゼントにおすすめのポイントをチェックしてみましょう。

ジョリージャンパーは、カナダ生まれで60年以上も世界中から愛されてきました。折りたたみ式のスタンドタイプで、移動ができるのも人気の理由です。赤ちゃんがふわふわ揺れて喜ぶ姿を見ながら、家事の合間のコーヒーブレイクもゆっくりと楽しめます。首が据わったころから体重が13kgになるまで、長い期間使えるのもおすすめのポイントです。

抱き癖がついて、寝かすと泣き出す赤ちゃんにおすすめのおもちゃです。

人気の理由はカランコロンというやわらかな音色です。耳に心地いい音色が泣いている赤ちゃんをあやしてくれます。対象年齢は生後6ヶ月からですが、4ヶ月位から両手でつかんで遊ぶ赤ちゃんもいます。ママやパパが鳴らしてあげるなら、生後すぐからでもおすすめのおもちゃです。

中央のガラガラ部分は回転式なので、赤ちゃんが両手を上手に使えるようになると遊び方も変わってきます。やさしい音色が大人気の定番おもちゃです。