赤ちゃんとのスキンシップの効果・影響は?遊びや歌で触れ合うのが大切な理由も!
【医師監修】赤ちゃんは、ママやパパとのスキンシップを通して成長していきます。この記事では、赤ちゃんとのスキンシップする効果や、スキンシップに関する実験などを紹介します。また、スキンシップが大切な理由や、新生児とのスキンシップや触れ合う方法についてもくわしく解説します。
赤ちゃんとスキンシップする効果は?
赤ちゃんとのスキンシップを大切にすることは、赤ちゃんにとっても、ママやパパにとっても良いことづくめです。まずは、赤ちゃんとスキンシップする効果や影響を具体的に紹介していきます。
情緒が安定する
10ヶ月もの間ママの温かいお腹の中で過ごしていた赤ちゃんにとって、外の世界は不安だらけです。ママやパパにたくさんスキンシップをしてもらうことで安心し、情緒が安定します。昔は泣いたら抱っこしていては抱き癖がつくなどと言われたものですが、気にする必要はありません。たくさん抱っこして、赤ちゃんを安心させてあげましょう。
親自身の心も安定する
赤ちゃんとスキンシップすることで、オキシトシンというホルモンが分泌されます。このホルモンは、赤ちゃんだけでなく親にも分泌され、リラックスやストレス発散という効果をもたらします。(※1)
心や頭の成長を促す
ママやパパとの触れ合いにより、まず赤ちゃんの皮膚感覚が刺激されます。皮膚感覚や触覚の発達が、心や頭の成長へとつながっていくのです。毎日赤ちゃんとしっかり触れ合い、皮膚を刺激して色々な感覚を体験させてあげましょう。
免疫力や抵抗力をあげる
スキンシップをして肌が直接触れ合うことで、赤ちゃんの成長ホルモンも分泌されます。たくさんの成長ホルモンが分泌されると体の免疫力や抵抗力もアップして、体を健康にしてくれるという効果があるのです。
知能があがる
触れ合いによって分泌されるオキシトシンは、知能指数をアップさせたり、ストレスへの耐性を高めるという効果もあります。この効果は、生後1年以内が最も出やすいというデータがあるため、特に積極的にスキンシップをすることを意識してみましょう。
親子の絆が深まる
スキンシップによる一番の効果はやはり親子の絆が深まることです。小さいころからスキンシップを大切にしていると、自然と親子の間に信頼関係が築かれるようになります。赤ちゃんが泣いていたら、手が空いているときはできるだけ抱っこしてあげるようにしましょう。
(赤ちゃんの笑顔の発達については以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃんとのスキンシップに関する実験を紹介
赤ちゃんにとってスキンシップがいかに大事なのかということは、実は数百年前から実験で検証されています。今考えるととても恐ろしい実験ですが、驚くべき結果が残っています。ここでは、その実験内容と結果をいくつかご紹介しましょう。
フリードリヒ2世の実験
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