3歳になったらできること。言葉・運動・生活面など発達段階の目安を紹介
おむつがとれる3歳は、会話ができてよく動き回るなど格段に成長する時期といわれます。では、具体的にはどんなことができるようになるのでしょうか。個人差はありますが、3歳児の発達段階の目安を言葉、運動、生活、社会性に分けて紹介します。参考にしてください。
3歳児の発達段階の目安は?

3歳になるとある程度の日常会話はできるようになり、運動面でもあらゆる能力が発達してきます。自分でやりたいと自主性を持って行動することも多くなってくるのが3歳児期の特徴です。
自分で考える力や社会性も学ぶ時期なので、家庭での生活面の教育も大切です。ただ、発達には個人差があります。発達の目安はあくまでも目安なので、できないからといって焦る必要はありません。
(2歳9~11ヶ月の子供の成長については以下の記事も参考にしてみてください)
3歳児の言葉の発達の状況

子どもの言葉の発達は3歳児期に著しい成長が見られます(※1)。2歳の頃は「これほしい」などの2語文で話していたのが、3歳になると「〇〇ちゃんジュース飲みたい」などと3語文になってきます。
知っている単語量が一気に増え、大人とほとんどの日常会話ができるようになってくるのです。「暑い」などの自分の状態、自分の気持ち、その日にあった出来事なども伝えられるようになります。
(2歳児の成長・発達の特徴については以下の記事も参考にしてみてください)
自分の姓名と年齢を言える
自分の姓名と年齢を言えるようになります。言葉の発達が著しい3歳児期になると自分の名前だけでなく、苗字も認識していきます。中にはママやパパの名前を知っている子もいます。また3歳になると年齢という概念も理解できるようになるのです。
「〇〇ちゃん3歳!」などと自分の年齢を言うことができます。さらに日々の生活の中で人との関わりも学んでいく時期なので、他人の前であっても自分の名前と年齢を言えることができるようになっていくのです。
簡単な質問に答えることができる
簡単な質問に答えることができるになります。3歳児は言葉を聞いて理解する能力が大きく発達してきます。「お名前は何ですか?」「これは何色ですか?」などの質問であれば答えることができるようです。
また過去と未来などの時間軸も理解していきます。「今日の朝は何を食べましたか?」などの質問に答えることができる子もいます。
日常会話をすることができる
日常会話をすることができるようにもなります。3歳児子が大人と日常会話をできるようになると、ママやパパも毎日の会話が楽しくなりますね。
「今日ママと公園に行った!」などと自分が経験した出来事についても話せるようになってきます。「楽しい」「痛い」などのその時の自分の状態を伝えることもできます。
質問が増える
質問が増えるのも、3歳児の言葉の発達の特徴です。「どうして?」「これなに?」などの質問を多くするようになります。さまざまなことに興味を持ち、疑問に思うことが増えてくるためです。
子どもの世界が広がるので、丁寧に質問に答えてあげましょう。答えに困った時は「〇〇ちゃんはどう思う?」と聞き、子どもに自ら考えるように促すのも良いでしょう。
自分の状態を表すことができる
自分の状態を表すことができるようになります。3歳児になると知っている単語の量が急激に増え、形容詞を多く使えるようになってきます。「寒い」「お腹空いた」など自分の状態を言えるようになるのです。
物の状態を表すことができる
物の状態を表すことができるようになります。3歳児になると「さらさら」「つるつる」などのオノマトペ(擬音語、擬態語)と呼ばれる言葉も多く理解していきます。「これふわふわだね」「これ冷たいね」などと言うことができるようになるのです。
また「大きい・小さい」などの簡単な反対語も理解できるようになってきます。
物の説明をすることができる
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