3歳になったらできること。言葉・運動・生活面など発達段階の目安を紹介

おむつがとれる3歳は、会話ができてよく動き回るなど格段に成長する時期といわれます。では、具体的にはどんなことができるようになるのでしょうか。個人差はありますが、3歳児の発達段階の目安を言葉、運動、生活、社会性に分けて紹介します。参考にしてください。

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Contents
目次
  1. 3歳児の発達段階の目安は?
  2. 3歳児の言葉の発達の状況
  3. 3歳児が運動面でできること
  4. 3歳児が生活面でできること
  5. 3歳で身につく社会性は?
  6. 3歳児が遊びでできることは?
  7. 3歳で身に付けておくべき思考力
  8. 3歳の子どもの成長を見守ろう

物の説明をすることができるのも3歳になってからです。「歯ブラシは歯を磨くもの」「靴はお外で履くもの」などと物の説明ができるようになっていきます。

自分の身の回りにある物は、子どもにとって毎日目にする物でもあります。毎日の生活の中でその物は何のためにあるのかを理解できるようになっていくのです。

相手の目を見て話す・聞くことができる

相手の目を見て話をしたり、相手が話している時は目を見て聞くことができるようになってきます。3歳児になると理解できる言葉が多くなり、他人との関りに喜びを感じ始める時期だからです。

(2歳児の成長・発達の特徴については以下の記事も参考にしてみてください)

2歳児の成長・発達の特徴。身長・体重や言葉・運動能力の目安、過ごし方のポイントも

3歳児が運動面でできること

体力や筋力もついてきて、とにかく大きく動きまわることが多くなってくるのも3歳児の運動面での発達の特徴です(※2)。3歳児期の運動面での成長はママやパパにとっても「子どもってすごい!」と思わせてくれます。

脳神経が筋肉に指令を送ることで人間は体を動かすことができます。3歳児になると脳神経が成熟すると言われていて、運動の能力も著しく成長していくのです。

片足立ち

片足立ちも数秒間であれば続けることができます。3歳児期は脳神経が成熟してくるので、バランスを取る能力も備わってくるからです。

(4歳児の身長・体重の平均については以下の記事も参考にしてみてください)

4歳児の身長・体重の平均は?発達の特徴や目安、順調に成長させるポイントも!

後ろ向きに歩く

後ろ向きにも歩けるようになってきます。3歳児になると前方だけでなく後方にも簡単に歩けるようになってきます。

三輪車を漕ぐ

三輪車を漕(こ)げるようになってきます。脳神経や筋肉の発達が著しい3歳児期になると、バランスをとって三輪車に乗れるようになります。最近では三輪車のほか、キックボードもはやってますね。

子どもが自分の足で地面を蹴(け)ることで前に進むペダルなし二輪遊具も大変人気です。二輪遊具はトレーニングバイクとも呼ばれています。

ボール遊び

ボール遊びもできるようになります。3歳児は運動能力がますます成長してくるので、1、2歳児まではボールを転がす程度だったのが、両手を使ってボールを投げることができるようになっていきます。

1mほどの距離であれば相手に向かってボールを投げたり、蹴ったりすることもできるでしょう。ぜひ公園に行って、思いっきりボールで遊ばせましょう。

手先が器用になってくる

手先が器用になってくるのも3歳児の運動面での成長の1つです。はさみを使って紙を切ったり、のりを使って物を貼(は)ったりと手を使って色々な作業ができるようになってきます。

自分の作りたいものを作れる

自分の作りたいものを作れるようになってきます。積み木で家を作ったり、粘土でケーキを作ったり、砂場でお団子を作ったり。3歳児になると想像して物を作る能力が発達してくるので、実物がなくても作れるのです。