陣痛の始まりには下痢も起こる?痛みの間隔の変化や前兆について解説
【医師監修】臨月を迎えるといよいよとなる赤ちゃんとの対面。そして、この時期最も気になるのが「陣痛の始まり」です。いつ、どのように訪れるのでしょう?下痢かと思ったら陣痛だったという経験をされた方も多くいます。今回は「陣痛の始まり」についてご紹介します。
【出産の日のコト④】
— tkk@2歳 &0歳姉妹育児中。 (@tkk_01257) October 16, 2017
病院に連絡した時に下痢だと思ってた腹痛は陣痛だと知りましたwww
痛いと言っても「あ…下すぅぅぅ…ん?…無くなったわ」とほんの数秒間程度だったので余計陣痛だと思いません… https://t.co/JLb5NYr4lE
臨月に入り、それまで便秘だったのに便が緩くなり、下痢からそのまま陣痛が始まったりという妊婦さんは多く、また、下痢の痛みと陣痛はなかなか区別がつきにくいようです。子宮が下りてきているので、陣痛を感じる場所が下腹部と近いためです。
(下痢による前兆については以下の記事も参考にしてみてください)
「腰痛」骨盤への負担の現れ
腰の痛みから始まる陣痛も多くの妊婦さんが経験しています。腰痛の度合いも、時として寝返りが打てないほどだったりと波があるようです。
陣痛の始まる前、胎児は骨盤にすっぽりと収まった状態になります。そのため骨盤周辺の筋肉に負荷がかかって腰痛が起きるのです。普段腰痛の症状がそれほどでなかったのに、臨月が近くなってから腰痛が急にひどくなった場合などは陣痛が始まった可能性があります。
「不眠」になるのは、授乳の始まりの準備

臨月に入ると夜深く眠れなくなります。ますます大きくなったお腹でなかなか寝返りが打てなかったり、激しい胎動や不安な気持ちが影響したりします。
そして、子宮により膀胱が圧迫されることでトイレで起きてしまったりすると、なかなか眠りにつけなかったりしますよね。また、この時期はエストロゲンというホルモンが分泌されるため、眠りが浅くなります。出産後に始まる2~3時間おきの授乳の準備と言われています。
(臨月の不眠については以下の記事も参考にしてみてください)
陣痛の始まりから出産まで
陣痛の前兆が現れてから出産までは、初産婦で12~15時間、経産婦で5~8時間かかるといわれています。それぞれの段階をご説明します。
3種類の陣痛
陣痛は3種類あります。1つ目は陣痛の前兆である「前駆陣痛」です。「偽陣痛」とも言われ、本当の陣痛ではありません。2つ目は、出産へと至る本当の陣痛「本陣痛」です。そして3つ目は、出産後に起きる陣痛として「後陣痛」があります。後にくわしくご説明します。(※1※2)
「前駆陣痛」初めは気づかないことも?不規則な痛みの始まり
「前駆陣痛」は妊娠36週以降起こるといわれています。不規則で強さも継続時間も個人差が多いですが、初めはそれほど強く感じる痛みではありません。すぐに出産に結びつく本陣痛ではなく、出産に向けて子宮の状態を整えるための痛みです。
一般的に前駆陣痛から本陣痛へは2週間から1か月ほどかけて移行すると言われていますが、前駆陣痛から3日目以降に本陣痛が始まる場合も多いようです。
昨夜から時々お腹痛い…前駆陣痛かな…
— うさ (@Usa_Daihuku) September 11, 2017
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