妊娠初期は食欲が旺盛？それとも不振？食欲が増す時・減る時の原因と対策

妊娠に気づく前の段階で、急に食欲が「旺盛」「不振」になったり、「嗜好の変化」を感じる人も少なくありません。特に食欲旺盛の場合、急激に体重が増加しても妊娠に気づかないことが多々あります。

あまりの体調の変化に「あれ、ちょっとおかしいな」と感じて、念のため妊娠検査薬でチェックしてみたら「実は妊娠していた」というケースも珍しくありません。したがって、市販の痛み止めや風邪薬などでも、安易に服用しないという慎重さが必要ですね。

（妊娠の症状については以下の記事も参考にしてみてください）

妊娠前は「特に好きではなかった」或いは「嫌いだった」食べ物が、妊娠を機に急においしく感じるパターンがあります。例えば、以下のような経験をした妊婦もいますので、急に食べ物の趣向に変化が現れたら、妊娠の兆候かもしれませんね。

●塩気のきいたフライドポテトがやたらおいしく感じた
●コーラやサイダーなどの炭酸飲料をいつも飲んでいた
●和菓子の餡子が食べたくてたまらなくなった

妊娠すると「酸っぱいもの」が食べたくなるとよく言われますが、妊娠に気づいていない段階でも、次のような経験をした妊婦もいます。「酸っぱいもの」が食べたくなったら、妊娠のサインかもしれません。

●酸っぱいレモンを何切れも平気で食べてしまった
●しょっぱくて酸っぱい梅干しを何個も食べてしまった

妊娠前はおいしいと思って食べていた大好物が、妊娠を機に「匂いだけで吐き気をもよおしてしまう」こともよくあることです。これも、つわりの症状の一つなので、放置することなく検査を受けることがとても大切です。

●スパイシーなものが大好きだったのに受け付けられなくなった
●ほうじ茶や麦茶、コーヒーの香りをかぐと吐き気がしてしまう
●甘いものには目がなかったのに、食べると気持ち悪くなる

妊娠時のつわりと言えば、食べ物を見るだけで吐き気がしてしまい、食欲不振になる人が多いと思いがちですが、反対に「食欲が増す」人も少なくありません。また、つわりは空腹時に起こりやすいことから、ムカムカを避けるために常に何かを食べ続けてしまう人もいます。

この場合、注意しなければならないのが「体重増加」です。食材や食べ方を工夫して、過度に体重が増加してしまわないよう、しっかりと体重管理を徹底することが大切です。