「魔の2歳児」とは?パターン別イヤイヤ期の対処法と育児のコツは?

「魔の2歳児」と呼ばれる時期は、自分でできることは増えるものの思い通りにはならないことも多く、子どもの大半が反抗したり癇癪を起こします。ママやパパにとっては試練の時です。そこで、イヤイヤ期とも呼ばれる2歳児の育児のコツをパターン別にご紹介します。

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Contents
目次
  1. 魔の2歳児と言われる理由は?
  2. 2歳児の特徴は?
  3. 2歳児のイヤイヤ期のパターンとは?
  4. 2歳児がイヤイヤするきっかけとは?
  5. パターン別のイヤイヤ期の対処法は?
  6. イヤイヤ期の2歳児によく見られることは?
  7. 魔の2歳児の育児のコツは?
  8. 2歳児のイヤイヤ期を乗り越えた体験談
  9. 知識をもって魔の2歳児に対処しよう!

ママやパパのリアクションが面白くてイヤイヤ

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2歳児が大人の真似をして行う行動の中には、ママやパパが「危ないから止めて」と思うものも多いです。その時に見せる大人の表情が面白くて、わざと嫌がることをやるのです。

これは、自分の行動に対して大人がリアクションをしてくれることを楽しんでいるからなので、反抗とは少し違うかもしれません。

AKANBO専属ライター

40代後半

食事の時にコップにお茶を入れて飲ませていたのですが、わざと残してこぼそうとするのに辟易しました。私の顔を見ながらゆっくりコップを傾けるので、「止めて!」とオロオロするのが楽しかったようです。相手にせずにお茶をわざとこぼしたら叱るをくり返し、何とか収まりました。

特に理由はなくてもイヤイヤ

イヤイヤ期の2歳児が反抗する時、必ず理由があるとは限りません。大人と同じように、何だか虫の居所が悪いということもあります。また、自分の下に弟や妹が生まれたことで赤ちゃん返りするケースもあります。

ただし、体調の悪さがイヤイヤする理由のこともあるので、睡眠不足や疲れがたまっていないかをママが見極めてあげましょう。

AKANBO読者

30代後半

外出先で食事する時には息子の好物を食べさせ、欲しがった絵本やおもちゃをプレゼントしたのに、帰り道で座り込んで赤ちゃんのように大泣きされた時には途方にくれました。ですが今思えば外出したことでお昼寝の時間がずれこんだことが、息子にはつらかったのだと思います。

2歳児がイヤイヤするきっかけとは?

育児をするうえで、魔の2歳児と向き合う時期は必ずきます。そして子どもの発達過程において、反抗期を迎えるのは必要なことです。

とはいえ、成長過程であっても反抗期の子どもに手を焼くママとパパも多いので、2歳児がイヤイヤ言い始めるきっかけを知っておきましょう。代表例をいくつかご紹介します。

大人に用意されたものが気に入らない

何でも自分でやりたい2歳児は、洋服やパジャマ、絵本、おもちゃなど、自分が使うものをママやパパに用意されることに不満を覚えがちです。

季節に合わなくても、知育につながらなくても、2歳児は自分が欲しいものを思うように使いたいのです。そのため、ママやパパが先回りをして準備すると反抗することがあります。遊び方や遊ぶ場所も同様です。

まだ遊び足りない

運動能力が発達して手先も器用になる2歳児は遊び方のバリエーションが増えます。そして1人で集中して遊ぶ機会も増えるので絵本やおもちゃ、DVDなどに夢中になることも多くなるでしょう。

食事や入浴などの時間の関係で遊びを止めるように声がけすると、途端に2歳児から「イヤ」という言葉が飛び出します。赤ちゃん時代のように、大人の都合では動いてくれません。

自分の気持ちを言葉にできない

2歳児は大人の話はある程度理解できます。しかし、自分の思っていることを言葉にできるほど発達はしていません。

そのため、絵本やおもちゃを取ってほしい、プレゼントが欲しいなど、自分の欲求をママやパパに説明しているつもりなのにそれが伝わらないと、かんしゃくを起こすことがあります。成長して語彙が増え会話ができるようになるまでは我慢が必要です。