臨月の出産兆候まとめ!おりものが多くなる?吐き気なども?体験談あり!

【医師監修】もうすぐ出産!臨月になるとさらに体調の変化があります。初めての出産の方は不安も大きいのではないでしょうか。出産の前には何か兆候が見られることがあります。臨月のおりものや吐き気は出産の兆候なのか?体験談も紹介しながら説明していきます。

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専門家監修
カズヤ先生
現在11年目の産婦人科医です。国立大学医学部卒業。現在は関西の総合病院の産婦人科にて勤務しています。本職の都合上、顔出しできませんが、少しでも多くの方に正しい知識を啓蒙していきたいと考えています・・・
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Contents
目次
  1. 臨月とは
  2. 臨月に出産兆候が起こる理由と体の変化
  3. 臨月の出産の兆候その1. お腹が下がる
  4. 臨月の出産の兆候その2. おりものの変化
  5. おりもので出産が近づいているか判断できる?
  6. 臨月の出産兆候その3. 吐き気
  7. 危険な吐き気もある
  8. 臨月の出産兆候その4. おならや尿、腰痛に変化も?
  9. 臨月に出産の兆候がないことも
  10. 臨月の気をつけるべき出産兆候
  11. 出産の兆候!先輩ママの体験談
  12. 出産の兆候を気にしすぎないで

1人目の出産

先輩ママ(妊活経験有)

20代前半

1人目の時は初めての出産で右も左もわからなくて怖かったのを覚えています。さほど知識もなく、妊娠39週でおしるしがありました。その時私はおしるしが来たら入院だと思い込んでいてすぐに病院に連絡すると、入院の準備をしてすぐに来てください言われたので病院に向かいました。

内診をしてもらいましたが、お産は進みそうにないので一旦帰っていいですよと言われ帰りました(笑)
その後何日間は何事もなかったかのように過ごしていました。そして39週5日の日に妊婦検診があり、その時の内診で子宮口が開いてきているとの事でそのまま入院。

ですが、子宮口が開いているにも関わらず陣痛がきませんでした。39週6日にトイレに行こうと立ちあ上がった際に微量の破水。破水をしてしまったのでその日の夜に「40週になっても陣痛が来なかったら促進剤を打ちましょう」と言われました。

結局陣痛が来る事なく妊娠40週の朝、促進剤を打ち、すぐに陣痛が起き始め、子宮口もすぐ開き4時間半のスーパー安産でした!一回もいきむ事なく陣痛の痛みだけで産まれてきてくれました!

1人目は出産の後に気絶して倒れるという経験もしました。出産とはそれほど体力を使うものなんだと実感した瞬間でもあります。

ある先輩ママさんの1人目の出産の体験談でしたが、おしるしが来てから微量の破水をし、陣痛が来ず陣痛促進剤を打つというお産の進み方でしたね。

2人目の出産

次に2人目出産時の体験談です。

先輩ママ(妊活経験有)

20代前半

2人目となると、だいぶ心の余裕がありました。上の子がまだ1歳だったので、頻繁に抱っこしていました。その度に起こるお腹の張りがとても辛かったのを覚えています。しかし特に何事もなく、39週3日を迎えました。

その日の朝前駆陣痛が初めて起こりました。そして夜、半信半疑でしたがお迎え棒を試してみようということになり試してみると、その直後から前駆陣痛のようなものが起こりなかなか寝れませんでした。

そして朝になり前駆陣痛の間隔を計ってみると、そこで陣痛だということに気づきました。もうすでに5分間隔でお腹の張りが来ていてとても焦りました!

すぐに病院に移動しましたが1人目の時と比べて2人目は陣痛がとても弱かったです。ですが1人目と同じく子宮口がすぐ開いてしまったために弱い陣痛のまま分娩台へ!正直この痛さで産めるの!?と思うほど余裕でした(笑)

10回ほどいきむと2人目が産まれてきました!2人目も4時間という早さでした!

2人目は前駆陣痛から始まり、お迎え棒、陣痛と進んでいったようですね。

3人目の出産

最後に3人目の出産の体験談です。

先輩ママ(妊活経験有)

20歳前半

3人目の出産では、2人目から3年ほど空いた頃でした。上の2人は保育園に入り、家でパソコンで仕事をしていた事からゆったりとした妊婦生活を送ることができました。3人目では妊娠中期くらいに、カンジダ膣炎にかかり軟膏を処方してもらっていました。

その他は何もなく39週を迎えてすぐに、パンッと弾けたような音とともに破水しました。この時はびっくりするぐらいの量が出てきました。その後陣痛が自然に起こってきたので病院に行き陣痛と戦いました。

カンジダ膣炎になっていたこともあり、子供に感染するのを予防するためにずっと点滴を打っていました。旦那さんも仕事を抜けられない状態でしたので、私1人での出産でしたが、3人目となれば全然平気なものです。

またまた4時間ほどで産まれてきてくれました!

3人目はカンジダ膣炎になり、大量の破水、陣痛という流れだったようです。

一般的には1人目のお産は長引くことが多いです。2人目3人目と増えるごとにお産までの時間が短くなってくるのですが、この先輩ママさんのように1人目からお産までの時間が短い人もいるようです。お産は十人十色ということがわかりますね。

出産の兆候を気にしすぎないで

下痢や便秘、おりものの変化などいろいろな出産兆候を紹介してきましたが、気になったことがあったらすぐに産院に相談するようにしましょう。

妊娠という期間は、一生のうちの一瞬でとても貴重な体験です。今はつらくても乗り越えた先にはそれ以上の幸せが待っていますよ。あと少しの期間、できるだけ楽しんで妊婦生活が送れるといいですね。