着床出血は痛みを伴う?腹痛は危険?生理痛との違いは?
【医師監修】生理前に出血が起きると「着床出血かな?」と思いますよね。その時に腹痛などの痛みを感じる事もあるのですが、この痛みはどのような原因で起きているのでしょうか?腹痛は流産の兆候とも言いますが、流産してしまうのでしょうか?今回は着床出血に伴う症状について解説します。

着床出血は妊娠の兆しとして捉えられますが、出血と同時に腹痛が起きると「流産では?」と心配をしてしまう事もあるでしょう。事実、腹痛は流産の兆候の一つでもあり、時には重大な病の予兆になる事もあります。
ではどのような腹痛が危険なのでしょうか?下記では着床出血時に感じる腹痛に関してご紹介します。万が一の緊急時に適切な判断が出来るように腹痛について理解を深めていきましょう。
腹痛が起きたら流産する?

着床出血は大体の人が生理予定日付近に発生するものですが、この時期の子宮内ではまだ赤ちゃんが入る胎嚢すら見られません。したがって着床時期の腹痛は流産の兆候には当てはまらないでしょう。着床直後の腹痛はよくある症状で問題ない場合の方が多いです。
腹痛が起きたら化学流産の可能性も

出血と一緒に腹痛を感じるケースの中には、化学流産の場合があります。化学流産とは、受精卵が着床しきる前に胎児が外に出てきてしまうことです。名称に「流産」とはつくため「流産の一種でしょ?」と思う方もいるでしょう。しかし医学的には流産の分類に含まれません。
昔は化学流産が起きても知らないままでしたが、近年では妊娠検査薬が高精度になりエコーで胎嚢を確認出来ない時期でも妊娠が分かるようになりました。化学流産は染色体異常などによって正常に妊娠できない受精卵である事が多く、防ぐことの出来ない自然の摂理です。もし化学流産となっても自分を責めないでくださいね。(※2)
増田陽子
内科医/救急医
また流産と言う言葉だけで自分を責める方がいらっしゃいますが、化学流産では、母体ではなく胎児になるべき受精卵に何らかの異常があり、流れてしまうのであまり心配し過ぎないようにしましょう。
(妊娠初期の流産については以下の記事も参考にしてみてください)
危険な腹痛とは?腹痛がひどい時は病院へ
もし着床時期に波のある激しい腹痛や左右どちらかに偏る腹痛、ねじれるような腹痛がある場合は注意しましょう。痛みが強い場合には子宮内膜症や卵巣嚢腫茎捻転、卵巣刺激症候群などが疑われます。通常このような場合での出血はないのですが、重症の場合には他の臓器に癒着していたり傷が付いてしまい出血が見られることもあるでしょう。
症状がひどい場合、腹痛や出血以外に血圧が低下して意識がなくなるなどのショック症状に陥ることもあります。体に異変を感じたらよく観察し、何かしらの異常を感じる際には迷わず医療機関を受診しましょう。
(着床時の腹痛については以下の記事も参考にしてみてください)
着床痛と生理痛の違いとは

着床痛と生理痛は感じる痛みが似ており、痛みだけで判別する事は難しいです。どのように判別すればいいのか迷ってしまうかと思いますが、そんな時はぜひ妊娠検査薬を使ってみましょう。着床から3日程経てば市販の検査薬で確認する事が出来ます。
また気持ち悪さや胸の痛み、体のほてりなどの妊娠症状がないか確認してください。腹痛以外にも妊娠症状と思われる変化があれば、妊娠の可能性は十分考えられます。
増田陽子
内科医/救急医
症状だけで判断するのは医師でも難しいです。なので検査薬や医師の診察を受けるようにしましょう。
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