【医師監修】デュファストンの効果と副作用!生理周期や基礎体温に変化が?体験談あり
生理が来ないと心配になりますよね?そんな時、病院でデュファストンという生理不順のためのお薬を処方された方も多いはず。デュファストンは、いつ服用すればいいのか?服用すると体温が下がるのか?服用中や服用後の注意点について詳しく説明していきます。
目次
生理のお薬デュファストンについての基礎知識

医療機関で処方されることも多いデュファストン。デュファストンとは黄体ホルモン剤です。黄体ホルモンとは女性のホルモンの一種で、生理不順や黄体機能不全による不正出血などに効果があり、妊娠を継続する役割もあります。(※1)
黄体は少し難しい単語ですが「排卵のあとに出てくる黄色い物質」と覚えておいてください。妊娠するとこの黄体がプロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンを大量に分泌します。簡単にいえば、おなかの中で赤ちゃんが育っていくための準備をする役割をになってくれています。
黄体は少し難しい単語ですが「排卵のあとに出てくる黄色い物質」と覚えておいてください。妊娠するとこの黄体がプロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンを大量に分泌します。簡単にいえば、おなかの中で赤ちゃんが育っていくための準備をする役割をになってくれています。
デュファストンを服用した時の効果は?

次にデュファストンがどういった仕組みで働いているのかを見ながら、デュファストン服用中・服用後にどのような効果があるのか解説していきます。
赤ちゃんができやすくしてくれる
ちなみに、最近また基礎体温が下がったりしているから不安ですと伝えると、2週間分のデュファストンを処方して貰いました。この時期は赤ちゃんの生命力によりますからね…と😭😭✨🙏どうかどうか、心拍確認出来ますように😭不安になるから基礎体温測るの辞めたいけどね。。
— こっこ❃2人目妊活中 (@baby_come_mama) December 11, 2017
デュファストンの主な成分は合成された黄体ホルモン剤で、そのほとんどがプロゲステロン(黄体ホルモン)というホルモンです。プロゲステロンは卵巣で作られるのですが、この量が足りない人がいます。そこでプロゲステロンを補うのがデュファストンの役割となります。
無生理の方や生理周期が安定しないといった生理不順の方にデュファストンが処方されることが多いのはこのためです。プロゲステロンは子宮内膜をふかふかにしてくれ、受精卵が着床しやすくしてくれます(※2)。そのためデュファストンは不妊治療の一環として処方されることが多いお薬です。他の不妊治療の方法と並行して服用するのが望ましいとされています。
(不妊治療については以下の記事も参考にしてみてください)
早産を予防してくれる

プロゲステロン(黄体ホルモン)は女性のホルモンバランスを整えてくれるので、早産を防いでくれる役割もあります。
早産が起こる原因は年齢・体質・炎症などがありますが、原因のひとつがプロゲステロンの不足です。デュファストン服用後、プロゲステロンが子宮内膜に働きかけることにより妊娠を維持し、早産を予防してくれます。
生理不順の人の生理周期を整えてくれる
生理(月経)の時期がバラバラである生理不順の方や、生理が全くない無月経の方に対して処方されることの多いデュファストンですが、そういった人たちの生理周期を正常な期間にするのもデュファストンの主な役割となります。ここで重要なのは、デュファストンの服用中に生理がやって来るのではなく、服用をやめてから何日か経過してからになることです。
これはデュファストン自体に生理を誘発する効果があるというよりも、その前段階である子宮内膜を厚くして赤ちゃんが育つ準備を整える効果によるものです。生理というのは、着床しなかった場合に子宮内膜がはがれ落ちる現象。そのためデュファストン服用中に生理が来ないのは自然なことなので、心配しなくても大丈夫です。
女性
30代後半
私は元々生理が遅れ気味の体質だったのですが、定期的にデュファストンを服用するようになり、生理周期が安定しました。
AKANBO専属ライター
20代前半
それまで毎月ちゃんと生理が来ていたのに急に来なくなって、お医者さんに相談したらデュファストンを7日間服用するようにいわれました。飲み終わって4日後に来ました。精神的なものもあったのかもしれませんが、効果があってよかったです。
(生理周期については以下の記事も参考にしてみてください)