妊娠初期のくしゃみは胎児に影響が?腹痛の症状、咳が止まらない時は?
【医師監修】妊娠初期はホルモンバランスの乱れや免疫力の低下によって、くしゃみや咳がでやすくなります。妊娠初期はくしゃみをする事で腹痛や下腹部痛を感じる事もあり、不安になる方は少なくありません。妊娠初期のくしゃみによる腹痛・下腹部痛を和らげる方法についてご紹介します。
妊娠中のくしゃみは敏感になった鼻の粘膜が敏感に反応して起こります。ささいな刺激によってくしゃみがよく出る、くしゃみが止まらないなどの症状が表れます。ホコリなどの異物、妊娠中の自律神経の乱れや免疫力の低下などがくしゃみの原因にもなります。
くしゃみの原因を減らすには?【ホコリの侵入を防ぐ】
妊娠中は鼻の中に異物が入らないようにするにはマスクを着用することが効果的です。鼻の周りを濡れたタオルで拭くなどして鼻の中に異物が入らないようにするのもいいでしょう。外から帰ったら手洗い・うがいはもちろんのこと、鼻うがいもしてみてください。
増田陽子
内科医
またマスクをする事で、鼻や口が自分の息で湿るため乾燥しにくくなるので、くしゃみや咳も出にくくなります。
くしゃみの原因を減らすには?【自律神経の乱れを整える】

妊娠初期は自律神経が乱れています。女性ホルモンバランスが崩れ、お腹の赤ちゃんに栄養を送るため血液も増加していきます。そのため妊娠中はさまざまな体の変化が起こり自律神経にも影響します。
鼻の粘膜も敏感になっていることからくしゃみがよく出るようになっています。自律神経を整えるには副交感神経を刺激しましょう。ぬるめのお風呂に入ったり、太陽の光を浴びたりしながら散歩するのもおすすめです。
くしゃみの原因を減らすには?【免疫力を上げる】

妊娠初期は免疫力も低下しています。そのため風邪を引きやすく、アレルギー反応なども起きやすくなっています。妊娠中は鼻の粘膜も敏感になっているのでくしゃみの症状がよく出る時期ですが、免疫力を上げることでアレルギー反応を和らげましょう。
免疫力を上げるには水分を摂って便秘を防いだり腸内環境を整えたり、サプリメントも活用し葉酸の多い食品を摂りましょう。
増田陽子
内科医
ビタミンCも免疫力を上げるのに効果的です。ビタミンCを多く含んだ食べ物を取るようにしましょう。
(妊娠中の栄養については以下の記事も参考にしてみてください)
妊娠初期におこる腹痛の予防方法はあるの?

妊娠初期から妊娠期間中は、くしゃみで一時的にお腹に力が入ってしまうことでお腹の痛みの症状がよく出るようになります。くしゃみによってひき起こされた圧力がお腹にかかることで下腹部が張ってしまうことが原因です。お腹にできるだけ圧力がかからないくしゃみの予防方法をいくつかご紹介しましょう。
妊娠初期に起こる腹痛の予防方法【ストレスや疲れをためない】
妊娠中はお腹の赤ちゃんや胎盤に栄養を送るため、毎日妊婦の体は変化しています。その変化はストレスにもなります。くしゃみが増えるのはその証しとも言えるでしょう。妊娠中は疲れやすくなりますので無理をせず、腹痛や下腹部痛がある時はゆっくりして安静にしましょう。
妊娠初期に起こる腹痛の予防方法【マスクを装着する】
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