陣痛待ちの不安解消！陣痛が来ない理由や陣痛を促す方法など！体験談も

陣痛がこないときには、マッサージやツボ押しも効果があります。おっぱいマッサージは母乳育児のスタートのためにも行っておきたい準備です。気持ちいいくらいの強さで刺激を与えると、リラックスしてイライラも軽減するでしょう。陣痛を起こすためには、少しお腹が張っても気にせず行って大丈夫です。

おっぱいマッサージは、赤ちゃんが吸いやすいように乳首を柔らかくしたり、母乳が出てくる乳頭のつまりをなくしておっぱいを出やすくしたりする効果があります。同時に、子宮収縮が起きるホルモンが分泌されてお腹が張りやすくなり、陣痛を起こす効果も期待できるでしょう。

おっぱいマッサージを2種類紹介します。お風呂などで行うのがおすすめです。まずひとつめは、つまりを解消するマッサージ。右のおっぱいを下から右手で支えます。左手の指3本（親指と人差し指と中指）で、乳輪のあたりから乳首までをつまみまましょう。指の腹を使って、おっぱいの外側から内側に向けていろいろな方向に力をかけます。1分ほど行いましょう。

もう一つは、乳頭をやわらかくするマッサージです。先ほどのマッサージと体勢は同じで、つまんだ乳首をいろいろな方向に引っ張ります。伸ばすようなイメージで、1分ほど行いましょう。乳首を柔らかくしておくことは、赤ちゃんが吸いやすいだけではなく、吸われることで乳首が切れてしまうことも予防できます。

ツボというと肩こりのツボや頭痛に効くツボなどがありますよね。同じように安産のツボもあるのですよ。体の1点を指圧やお灸などで刺激し血液の流れをよくすることで、症状が改善するツボ。陣痛を起こすことが期待される安産のツボは、生理痛など女性特有の症状などにはたらきかける「三陰交（さんいんこう）」と、不眠やイライラに良いとされる「太衝（たいしょう）」です。

三陰交は足の内側のくるぶしの頂点、指4本分上の位置にあります。目安はくるぶしの頂点に小指が来るように指を揃えて置いたときの人差し指の位置。その骨と筋肉の間のところがツボです。太衝は足の甲にあり、足の親指の骨と人差し指の骨があわさるところの少し手前（指先側）の位置です。指圧の際は手の親指で押すと押しやすいでしょう。

（ツボについては以下の記事も参考にしてみてください）

陣痛を起こすには、イライラや不安を軽くして筋肉の緊張をほぐし、ホルモンの分泌を正常な状態にすることも大切です。意識するだけでは難しいので、アロマやハーブティーなど、香りの力を借りてリラックスしてみませんか？

医学的・科学的根拠はありませんが、よく耳にするジンクスもご紹介します。信じて試してみてほしいわけではありません。ジンクスを信じて陣痛が来なかった場合、かえってイライラしてしまう可能性があります。期待しすぎずに、ウソだと思うけど本当だったら面白いな、という軽い気持ちで楽しんでみてはいかがでしょうか。

好きな香りは気持ちをリラックスさせ、陣痛待ちの不安や緊張を和らげてくれます。肩の力を抜いて、楽にするように意識するだけでも違ってきますよ。アロマには体の機能にはたらきかかける様々な効能も期待できるとされています。

例えば、クラリセージは子宮収縮に作用するとされていて、陣痛を起こすことにつながる可能性があります。アロマポットがなくても、お湯をカップなどに入れてそこに精油を垂らして香りをかぐ方法でも楽しめるでしょう。

ハーブティーもおすすめです。ラズベリーリーフティーのように、子宮収縮に作用して陣痛を起こすことが期待できるとされるものもありますよ。味も飲みやすく、あたたかいハーブティーでほっとひといき陣痛待ちの不安やイライラを忘れることができそうです。