陣痛待ちの不安解消!陣痛が来ない理由や陣痛を促す方法など!体験談も
【医師監修】出産予定日が近づいたり過ぎたりしても陣痛の兆候がないことがあります。そんな陣痛待ちが続くと、いつ来るのか不安になりますね。陣痛がこない理由と起こす方法を知って、できることからやってみて、陣痛待ちもリラックスして乗り切れるようにしましょう。
陣痛がこないのはなぜ?考えられる3つの理由
陣痛がどうすれば起こるのかは明らかになっていません。しかし、陣痛がこない理由はいくつか考えられます。ここからは3つの主な理由についてご説明します。陣痛がこない理由を知って、対策につなげていきましょう。
陣痛がこない3つの理由としてここでご紹介するものは、妊婦さん自身で劇的に改善できるようなことではありません。陣痛がこない理由が自分にあるのではないかと気に病む必要はありませんよ。
赤ちゃんが骨盤の方に下がってきていない
子宮の中にいる赤ちゃんは、足が上で頭を下にしています。出産が近づくと徐々に赤ちゃんの頭は骨盤の中の方へと下がっていくでしょう。妊婦さんが自分のお腹を見ると、おへその下の方が膨らんでいるようになっていて今までとの違いに気がつくはずです。
赤ちゃんがいつまでも下がってこないのは準備が整っていないからで、陣痛がこない理由のひとつ。妊婦さんが運動すると赤ちゃんが下がってきやすいと考えられており、臨月に入ると運動をすすめられることもあるでしょう。
体力が落ちている
出産には体力が必要です。体力が落ちている状態では陣痛がなかなか来ないことや、来ても途中で弱くなってしまうことがあるでしょう。心身が弱っていたり高齢出産だったりすると、陣痛が起こりにくいのはそのためです。
切迫早産のリスクなどで安静に横になって過ごしてきたような場合でも、臨月や正期産の時期に入ると医師から運動するよう言われる人もいるでしょう。これは、体力をつける意味もあると考えられます。
イライラや不安も原因に?
陣痛には子宮収縮に関する2つのホルモンのバランスが関連しています。ホルモンの分泌は体調や精神状態の影響を受けやすく、イライラや不安が強いことも陣痛がこない理由になるでしょう。陣痛がこないことにイライラすると、ますます陣痛が起こりにくくなってしまう可能性があります。
(臨月のイライラについては、以下の記事も参考にしてみてください)
陣痛を起こす方法1. 運動編
赤ちゃんが骨盤の方に下がってこないことは、陣痛がこない理由のひとつです。その対策として、軽い運動をすると効果が期待できるといわれています。運動は気分転換にもなるので、不安を抱えてイライラしているならば、リフレッシュになるでしょうね。陣痛を起こして出産を乗り切り、赤ちゃんのお世話をスタートするのに必要な体力もつけることができます。
「運動するとお腹が張るから」と、これまで運動を控えていた妊婦さんもいるでしょう。陣痛を起こすにはお腹が張りそうなくらいの状態がちょうどよいとされています。臨月に入ったら毎日少しずつ、様子を見ながら運動しましょう。家でできる運動もご紹介するので、季節や天候、体調に合わせて選ぶことができますよ。
陣痛待ちのためのウォーキング
ウォーキングは子宮口が開きやすくなり陣痛につながりやすいほか、股関節を柔らかくし体力がつくので臨月におすすめの運動です。少し大股を意識して手を振って歩くと効果的。長くても1~2時間程度にして15分置きを目安に休憩を取りましょう。
臨月はお腹が大きくて転びやすいので注意してください。歩き慣れた近所を散歩コースにし、誰かと一緒に歩くと安心です。
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