妊娠初期(1〜4ヶ月)の症状は?超初期の兆候と検査陽性後の注意点
【医師監修】妊活中の女性は生理前のちょとした体の変化にも敏感になるでしょう。どのような変化が妊娠なのでしょうか。妊娠初期(1〜4カ月)の月別の症状や、妊娠超初期にみられる兆候と検査陽性後の注意点などについて、先輩ママの体験談やドクターの指摘を交えて説明します。
妊娠初期のこの時期は、着床が完了して赤ちゃんが育っていく大切な時期であるとともに、ママの体にも変化が起こり始めます。妊娠2カ月目は、妊娠中で最も変化のある1カ月とも言えるでしょう。
1. 妊娠2カ月目に見られる症状【熱っぽい日が続く】
妊娠超初期から引き続き、熱っぽい日が続きます。着床した受精卵からもホルモンが出て、妊娠を継続させようと体温を高めているためです。だるさや眠さも伴い、調子が悪い日が続くこともあります。
2. 妊娠2ヶ月目に見られる症状【基礎体温の高温期が続く】
ホルモンの分泌が正常であれば、生理周期に関わらず基礎体温の高温期が続きます。高温期が14日以上続いたら高い確率で妊娠しているため、高温期が長いということで妊娠が発覚することが最も多いでしょう。妊娠初期は体温が高い期間が2~3カ月続きます。
(基礎体温の変化については以下の記事も参考にしてください)
3. 妊娠2カ月目に見られる症状【生理が来ない】
生理周期を把握している人は、生理が来ないことで妊娠がわかることがあります。生理不順であったり、ホルモンの乱れによって生理周期が乱れたりすると生理が遅れることもあるため、生理が来ないなと思ったらすでに妊娠初期に入っていたという人もいるでしょう。
カズヤ先生
産婦人科医
月経予定日を1週間過ぎても月経が来ずに、かつ妊娠の可能性がある生活をしていた場合は、速やかに市販の妊娠検査薬を使用しましょう。 そして陽性であった場合は、すぐに必ず産婦人科を受診し、正常妊娠の確認が必要になります。
4. 妊娠2カ月目に見られる症状【吐き気をもよおす】
早い人で妊娠初期の2カ月目にあたる妊娠5~6週ぐらいから、吐き気をもよおすなどつわりの症状が出る人がいます。吐き気や胃のムカつきといったつわりの代表的な症状が少しずつ体に現れ始めるでしょう。
妊娠初期!妊娠3カ月目のからだの状態

妊娠3カ月目も妊娠初期の非常に重要な時期です。それまで「胎芽」と呼ばれていた赤ちゃんは、妊娠8週目以降は「胎児」と呼び名が変化します。ただ、不安定な状態はしばらく続くため、先の見えない不安な気持ちで落ち込むこともあるでしょう。辛(つら)いと感じる体の症状は、赤ちゃんが元気に成長している証拠です。
妊娠3カ月目に見られる症状

つわりの症状は、5~6週ごろから出てくる人がいますが、妊娠8週から始まる妊娠3カ月の頃から「これがつわりだ」と認識できるほどに症状が強まる人が多く見られます。(※3)
1. 妊娠3カ月目に見られる症状【嘔吐、吐き気】
嘔吐(おうと)、吐き気など吐きづわりと呼ばれる症状で、食べ物を食べると吐き戻してしまいます。水すら吐き出してしまうほどに悪化してしまう人も少なくありません。水が飲めない状態まで悪化してしまうと脱水症状となり、妊婦さんもおなかの赤ちゃんも危険な状態になります。水が飲めないくらいに悪化してしまった場合、無理せず病院で点滴をしてもらいましょう。
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