妊娠中の性行為はいいの？胎児への影響は？初期〜後期、時期別の注意点！

赤ちゃんを授かり、幸せな気持ちで日々を過ごすうちに性の悩みが出てくる夫婦は少なくありません。旦那さんから性行為を求められても「妊娠中だと痛いのかな？」「流産してしまわないかな？」と胎児への影響が心配で気がのらず、妊娠中は性行為をしたくないと思う妊婦さんもいます。妊娠中いつまで性行為をしてもいいのか悩む夫婦も多いようです。

しかし、10カ月にも及ぶ長い妊娠期間の間、夫婦どちらかが我慢をしていると産後の夫婦仲が悪くなってしまう可能性もあります。妊娠中の性行為についてしっかりと知識をもち、お互いが納得できる方法を見つけて楽しい妊娠生活を送りましょう。

（妊娠中の生活については以下の記事も参考にしてください）

妊娠中の性行為はデリケートな問題です。友人や家族には聞きずらいですよね。この問題は人によっては「妊娠前より増す人」もいれば、「妊娠中は全く性欲がなくなる人」もいます。また、旦那さんの気持ちもさまざまで「妊娠前と変わらずいつまでも性行為を求める人」もいれば、「妊娠した奥さんを性の対象として見られなくなったという人」もいます。

調査によると、妊娠中に性行為を行う夫婦は7割程度です。妊娠中に性行為があった夫婦のうち少数は「妊娠前と性行為の頻度は変わらなかった」と答えています。半数以上の夫婦は「妊娠前よりも回数が減った」と答えています。

性欲の変化について、旦那さんは「妊娠前と後では変わらない」という人が半数を占め、妊婦さんは「妊娠後に性欲が減った」という人が半数近くにのぼります。

この数字と妊娠中に性行為をする夫婦が7割いるということを踏まえると、妊娠後の性行為は、妊婦さんの半数近くはしたくないという気持ちを持ちながらも、旦那さんの要求に応えてあげているケースが多いということのようです。

妊娠中に性行為をすることに問題ありません。ただ、妊婦さんの体に何かトラブルがあったり、胎児の発育に問題がある場合には性行為は控えるほうがいいでしょう。もし行為の後に痛いと感じたり、胎児や妊婦さんの体のことで不安な点があれば、病院の受診をお勧めします。

また、妊娠時期によっても性行為を控えたほうがいい場合もあります。

（流産については以下の記事も参考にしてください）

妊娠中に性行為をする夫婦は、どのくらいの頻度でしているのでしょうか？調査によると、最も多かったのは月に2、3回というペースでした。なかには安定期は毎日していたという夫婦もいるようです。妊娠中はあまり気が乗らずしたくないと感じている妊婦さんも、月に1、2回ほど旦那さんの求めに応じているという方が多いです。