【医師監修】妊娠20週の妊婦・胎児の状態は?症状と注意点!性別はわかる?
妊娠20週に入ると妊婦としての生活にも慣れてくる頃ですね。この時期、妊婦さんやお腹の中の赤ちゃんはどんな状態なのでしょう。妊娠20週での胎児の成長と妊婦さんにあらわれやすい症状、妊娠生活で注意して欲しいことを紹介します。また赤ちゃんの性別についても説明します。
つまずく、ぶつける、転ぶ
お腹が大きくなり重心が妊娠していない時とは異なっているこの時期、やはり一番に気をつけたいのがつまづきや転倒です。例えば階段の上り下りやちょっとした段差も躓きや転倒の原因になります。また電車やバスなど人込みの多い場所でお腹がぶつかったりすることも少なくありません。またお風呂での転倒には特に気をつけて下さい。入る時は一人で入るより誰かと一緒に入る方が安心です。
水分補給
前に述べたように、妊娠20週頃から子宮が大きくなり羊水の量も増えます。また血液量の生成も増えます。このため水分補給はこの時期の妊婦さんにはとても大事な行動の一つとなります。普段は大人一人当たり一日約1~1.5リットルが水分補給の目安ですが、妊娠20週頃からは約2リットルを目安にして下さい。ただ水分を摂り過ぎるとむくみなどの症状に繋がりますので気をつけて下さいね。
タバコは受動喫煙にも気を付けて

この時期に限らずタバコは母子ともに害を及ぼします。やめられないという話も聞きますが早産、死産のリスクや胎児の先天性異常のリスクなどから絶対にやめべきなのが喫煙です。また妊婦さん自身だけでなく周りからの受動喫煙にも気をつけて下さい。特にパートナーや家族に喫煙者がいる場合、生まれてくる赤ちゃんの将来を一緒に考えてきちんと禁煙の協力をしてもらいましょう。
外出時に注意すること
ヒールやかかとの高い靴はバランスを崩しやすく転倒の原因になります。体に負担をかけない履きやすくて歩きやすい靴で出かけましょう。また自転車はできるだけ控えて。大きくなったお腹で重心がずれていたり、真下が見えなくなったりしてバランスを崩してしまうこともあります。また満員電車など人込みの多い場所はお腹を圧迫する恐れがあるため避けましょう。また雨の日の外出は滑りやすいので特に注意しましょう。
(妊娠6ヶ月に注意することについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にして下さい)
妊娠20週目で流産の危険はある?

妊娠20週目は安定期と呼ばれる時期ですが、流産の心配が全くなくなるというわけではありません。気にしすぎるとストレスになってしまいますが油断しすぎるのも危険です。ここでは妊娠中期の流産について説明します。
妊娠20週目での流産の危険性
流産は主に妊娠初期に起こりやすく、妊婦さんも妊娠初期には細心の注意を払いますね。しかし妊娠中期に入ると安定期ということで油断してしまいがちです。確かに妊娠12週目以降流産が起こる確率は妊娠している人全体の約1.6%であり、その危険性はかなり低くなっています(※7)。
けれど流産が全く起こらないというわけではありません。例えば、この時期必ずと言っていい程あるお腹の張りも、あまり強かったり長く続いたりすると注意が必要になります。安定期に入っても流産の危険性はゼロではないと覚えておきましょう。
流産の原因
胎児の染色体異常など胎児に原因がある場合がほとんどだった妊娠初期の流産とは違い、妊娠中期での流産は妊婦さんに原因ある場合が多くなります。特に原因としてあげられるのは子宮筋腫や子宮奇形、子宮頚管無力症、絨毛膜羊膜炎などです。また過度な運動やストレスなども流産の原因となる場合があります。
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