【医師監修】妊娠20週の妊婦・胎児の状態は?症状と注意点!性別はわかる?
妊娠20週に入ると妊婦としての生活にも慣れてくる頃ですね。この時期、妊婦さんやお腹の中の赤ちゃんはどんな状態なのでしょう。妊娠20週での胎児の成長と妊婦さんにあらわれやすい症状、妊娠生活で注意して欲しいことを紹介します。また赤ちゃんの性別についても説明します。
流産の兆候
妊娠中期の流産の兆候で主なものは強いお腹の張りや痛み、出血です。また、おりものやかゆみなども感染症にかかっている場合があり、流産の兆候としてあげられます。これらの症状がでた時はすぐに病院で診てもらいましょう。妊娠中期の場合、早めの処置で流産を回避できるからです。
カズヤ先生
産婦人科医
感染症の結果として流産が起こり易くなります。流産が感染症を引き起こすわけではありませんが、もちろん流産を適切に管理しなければ子宮内感染の原因にはなります。
予防するためには
妊娠中期の流産は妊婦さんの行動次第で回避することが可能です。お腹の中にもう一つ命が存在していることを常に意識して、日常生活で無理な動きをするのは避けましょう。特に体を冷やすなど血液の流れが悪くなるようなことは厳禁です。また妊娠する前に検査をして子宮に異常がないかを確かめておくのも有効です。専門医に相談して治療するなどの対策を立てておきましょう。
(流産に関しては以下の記事も参考にして下さい)
カズヤ先生
産婦人科医
私個人の意見としては、血液の流れが悪くなることと妊娠中期の流産は関係がないと考えていますが、あくまでこのように考えている方もいらっしゃる、という紹介になります。
妊娠20週目をどう過ごす?
体も心も安定してくる妊娠20週目のこの時期、妊娠生活を最も楽しめるのがこの時期です。
体を動かす
妊娠中期であるこの時期は軽く運動するにはちょうどいい時期です。おすすめなのはマタニティビクスやマタニティヨガ。妊婦さんのことを考えて作られている動きなので、無理なく体を動かすことができるでしょう。腰痛の予防にも効果があります。またちょっとしたウォーキングなどは気分転換にもなるためおすすめです。
(体を動かすことについては下の記事も参考になります)
カズヤ先生
産婦人科医
この時期の軽い運動はあまり強くおすすめできません。もし運動を行う場合はあらかじめかかりつけの産婦人科医に相談するようにしましょう。
赤ちゃんを迎えるための準備
少し早めですがママが動けるうちに赤ちゃんを迎える準備を少しずつ始めておくと良いでしょう。赤ちゃんが生まれてきてからのことを考えながらの準備も楽しいものです。準備リストやスケジュールを作っておくのも、後で慌てることがないので便利です。
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