妊婦の焼肉はNG?妊娠中の食べ方の注意点!ホルモンは危険?体験談も

【医師監修】焼肉はスタミナの宝庫と言われ、妊娠中の疲労回復にも効果がありそうですが、妊婦が焼肉を食べても良いのか不安に思う方も多いのではないでしょうか?ここでは、妊娠中に焼肉を食べる際の注意点や、妊婦さんにおすすめのお肉の部位などについてご紹介します。

専門家監修 | 内科医 増田陽子
平成22年「St. Methew School of Medicine」大学医学部を卒業し、日本・米国・カリブ海の医師資格を持っています。...
平成22年「St. Methew School of Medicine」大学医学部を卒業し、日本・米国・カリブ海の医師資格を持っています。2018年4月までカリブ海の病院にて診療に当たっていましたが、現在は子育てに専念するためNYにて主婦をしています。自分が子供を産んだ経験も踏まえたアドバイスを心がけています。

目次

  1. 妊婦の焼肉はNG?
  2. 妊娠中の焼肉で心配な点とは
  3. 妊娠中の焼肉の食べ方の注意点
  4. 妊娠中の焼肉の中でもホルモンは危険?
  5. 妊婦が焼肉を食べるならどんなお肉が良い?
  6. 妊婦さんでも適度に焼肉を楽もう
NEW ! もう赤ちゃんの名前は決めましたか? 命名に関する記事はこちら⤵︎
女の子の二文字の名前600選!珍しい/古風/季節別など名付け方を紹介!

妊婦の焼肉はNG?

妊娠中は食事の制限が多いですが、つわりがひと段落し、たまには焼肉などを食べてスタミナを付けたいと考える人もいますよね?しかし焼肉と言うと「食べたいけど脂っこいので妊娠中は向かない」「妊娠中はホルモンは避けた方がいい」と、妊娠中に食べる事に対してマイナスのイメージを抱く人も多いでしょう。

この記事では妊娠中の焼肉の食べ方や、妊婦さんにおすすめのお肉の部位などを解説していきます。これから焼肉を食べようと考えている妊婦さんはぜひ、参考にしてみてくださいね。

(妊娠中の食事については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠中の食事バランスガイド!摂取制限や食べてはいけない物は?
妊婦の食事レシピ&メニュー紹介!妊娠中のオススメ献立11選! | AKANBO[あかんぼ]

妊娠中の焼肉で心配な点とは

妊娠中に焼肉を食べることで胃もたれや下痢、消化不良などのトラブルも考えられますが、もっと恐ろしい影響もあります。以下でご紹介する2点は焼肉に関わらず、妊娠中どの食事の際にも気を付けてもらいたい事です。ここでしっかり知識を深め、妊娠中の食事の際には以下でご紹介する内容に対して注意を払うようにしましょう。

お肉によってはビタミンAを過剰に摂取してしまう事も

YOTSUBA読者

20代後半

レバーやうなぎがビタミンAを多く含んでいるとは知らず食べてしまい、あわてて先生に相談したら「妊婦さんでも少量ならいい」と教えてもらいました。

ビタミンAは動物性由来のもので成分名は「レチノール」と言い、赤ちゃんの体を作る過程で重要な栄養素です。しかし、妊婦さんの1日の上限量の1500μgを超えてしまうと赤ちゃんに何かしらの先天異常が発生しやすくなったり、妊娠の過程が順調でなくなる可能性が出てきます。(※1)

焼肉でもレバーの含有量がかなり高く、少しの量で1日のビタミンA上限をオーバーしてしまいます。食事の際にはビタミンAが多く含まれた食材が入っていないか確認する癖をつけましょう。

増田陽子

内科医/救急医 

また、マルチビタミンにも含まれていますので、ビタミン剤を飲んでいる方は特にビタミンAの過剰摂取は気をつけましょう。

妊娠中の焼肉は食中毒が怖い

先輩ママ(妊活経験有)

30代後半

妊娠中にミディアムレア状態の焼肉を食べたら食あたりに遭いました。幸い、下痢だけで済んだのですが酷い人だとつわりのような嘔吐が続いたり、流産してしまうそうなのでゾッとしました。

「トキソプラズマ」という言葉をご存知でしょうか?トキソプラズマとは目に見えない程の小さな寄生虫の事で、この寄生虫が生肉や生魚、猫の糞などを介して体内に侵入すると「トキソプラズマ症」を発症します。妊婦さんが感染すると胎盤を通じて赤ちゃんにも感染し、最悪の場合は死産や流産を引き起こしたり、先天性トキソプラズマ症となって産まれてくる可能性があります。(※2)

また、焼肉ではその他のO-157などの食中毒の可能性も考えられます。食後につわりでもないのに嘔吐したり、激しい下痢などの症状が現れたらすぐにかかりつけ医にかかりましょう。

(妊婦さんの食事の体への影響については以下の記事も参考にしてみてください)

増田陽子

内科医/救急医 

日本では食べ物からは殆ど感染せず(妊娠に気が付かず衛生状態の悪い国へ行った場合は別です)、むしろ猫から感染する事が多いです。とは言いましても、殆どが小さい頃に既にかかり、95%の方は重症化しない(猫を飼育した事がある方は抗体が既にできているので、重症化しません)感染症です。 ただ、猫を一回も飼った事が無い方は、妊娠前に、医師に相談してみましょう。

関連する記事